2007年リリース。某プログレショップでこのアルバムを知り、博打で購入しました(笑)。メンバーは、リックフィエブラッチ(B)・ジョエルローゼンブラット(Dr)・ビルターティオ(Key)・・・超絶技巧ベーシスト:リック参加という事で、個人的に手を出した次第。アルバムの内容は良質なフュージョンアルバムで、超絶技巧炸裂という仕上がりではないので、期待しないでください(笑)。ちょこちょこゲストミュージシャンが参加していますので、参考まで:デイヴウエックル(Dr)・ボブシェパード(Sax)・ブライアンモンロニー(G)・ジェフミリー(G)・スティーヴタヴァローニ(Sax)・エリックマリエンサル(Sax)・クリスチャンハウズ(Vln)・ジョエルホークストラ(G)・ダグウエッブ(Sax)・ゲイリーミーク(Sax)・ビルエヴァンス(Sax)他・・・ポイントはなんと言っても10曲目に参加しているブレットガースド(G)、全曲参加して欲しかったなあ!メンツが気になった方は、お手元に・・・。 Hemispheres 関連情報
シンガポールの外交官出身の学者による著作です。日本では、世界情勢を扱った一般書は欧米の著者による物が圧倒的に多かったように感じますので、貴重な一冊であると言えます。中国を始めアジア諸国のエピソード、欧米の著名人の発言などを引用しながら、新興国の台頭や世界の変化を描き出しています。政治・経済・軍事・社会・文化など多岐に渡る分野について、日本を含め先進国からは見えにくい価値観や視点に気付かされます。長期的な趨勢として政治やビジネスでも、アジア諸国との関わりは重要度を増していくと考えられますので、これらの国々の価値観に触れておくことは有意義だと思います。しかし、アジアを美化している部分も見受けられますので、眼前の現実を考える際にはその点は割り引いて考えるべきかも知れません。いずれにせよ、私を含めてリアリズムに凝り固まってしまいがちな方には、新鮮な発見があると思います。 「アジア半球」が世界を動かす 関連情報