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破局 火山入門―日本誕生から破局噴火まで (NHK出版新書 461)

火山についての基礎知識満載、非常に面白かった。 日本列島は4プレートがせめぎ合う場所。 M6超の大地震の22%が集中する世界有数の火山国+地震国。 噴火の火山灰による潜在的・将来年間損失は、112億ドルの堂々1位 (2位はインドネシアの59億ドル、 3位がフィリピンの5億ドル)。  活火山が110、 その内24時間監視火山が50、 噴火警戒レベル(1~5)が決められている30火山。  斯様な国に住む日本人として、火山への知識は必携だ。  本書はその火山に関する学問的知識から雑学的知識まで、丁寧に親切に分かり易く書かれる。  しかも著者・島村教授の各方面への批判、皮肉、私見が興味深い。火山噴火の傾向としては、19世紀までは各100年に4~6回の大噴火が日本で起きていた。 例えば19世紀なら1822年&1853年の有珠山、 1856年の駒ケ岳、 1888年の磐梯山(19世紀最大の噴火、五色沼等が出来た)。 20世紀には1914年、「大正噴火」と呼ばれる桜島のVEI 5クラス大噴火。 島が陸続きになった。   それより桁違いに巨大な、「カルデラ噴火」が怖い。 日本で過去10万年間に12回起きている。 通常の大噴火の更に400倍以上の超弩級大噴火で、 9万年前の「阿蘇山カルデラ噴火」、火砕流は海上を流れ中国地方に達し、火山灰は北海道に届いた。  2万9千年~2万6千年前の「姶良カルデラ噴火」、 鹿児島湾を作る。  7千3百年前の「鬼界カルデラ噴火」、火山灰は関西が20cm、関東が10cmも積もった。   次のカルデラ噴火が、いつか、何処か、誰も全く分からない。  起きれば経済損失、社会崩壊どころではなく、日本人がいなくなる。私がこの世で最も恐れているのは、世界的危機になるH5N1型強毒性新型インフルエンザのパンデミックと、 富士山大噴火、そして更に巨大化したカルデラ噴火だ。  新型フルの人への感染に遺伝子変化は、中国で起きて中国発で全世界に拡大することは自明だ。  一方で、現在の学問では火山噴火の余地は殆ど不可能だ。 有珠山のように一定な兆候を除き、火山毎に、その時々の状況も、全て違う。  噴火予知で肝心な、地下で何が起きるか分かっていない。 マグマの動き、噴火の状況が学問的に解明出来ていない。  経験的な予知に頼らざるを得ないから万事休すだ。  ハザードマップも、過去の噴火をベースに作ったなら意味がない。  一体全体何処の部分から噴火するか分からないからだ。 しかもハザードマップも地元の住人は見るが、観光客・登山客は知らない。著者・島村教授の呟きが知識として面白い。 噴火予知や地震予知は気象庁が担当だが、天気予報のような方程式が解っていない。  予知は科学的に不可能だが、それでも地震予知連絡会、火山噴火予知連絡会が設置されている。  それらで全国の火山の状況は情報交換しても、いつどこでの「予知」は出せないだろう。   一旦始まった噴火がどう推移していくか予測は難しい。  いつ終息するか学問的に予測することも難しい。  とにかく将来の予測は全く不可能。  観測もしているが、結果がどうなれば噴火するという 「閾(しきい)値」 が解っていない。  山体膨張の測定に、火山の山腹に傾斜計を設置する。 感度は素晴らしいが、山腹は軟らかく火山噴出物で覆われ、膨張を見られるか疑問が残る由。  大噴火の歴史、火山の知識、富士山の大噴火の行方、地震学・火山学の現段階の予知能力のレベル、全てを教えてもらった。  私の結論としてこの世で恐ろしい事象は、H5N1型強毒性新型インフルエンザと、富士山の大噴火と、強烈な巨大カルデラ噴火だ。 明日かもしれない。 火山入門―日本誕生から破局噴火まで (NHK出版新書 461) 関連情報

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昔のデュエット曲、演歌ですが、今聞いても共感できます。三という数字は何でも「節目」だと言われますが、恋愛に関してもそうなのですね。浮気して開き直る男性と、すねて甘える女性を歌った曲。なんだかんだいったって、浮気は浮気で、本命はお前だよっていう男性に女性はまたまた惹かれていくのでしょう。 3年目の浮気/5年目の破局 関連情報




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