ニール・ザザ ランキング!

ニール・ザザ クライド・ザ・キャット

『Melodica』や『When Gravity Fails』の頃に比べると、ヘヴィ&ダークだった楽曲も明るく爽やかな路線に戻り、シンセが多用されオーバープロデュース気味だったサウンドプロダクションも(まだ奥行き感が乏しいものの)より解消され、多少ライトなサウンドに戻った前作『212』に続いて、名作『Staring At The Sun』路線に回帰しつつある印象が、より一歩推し進められています。楽曲クオリティは、Neil節が炸裂する"超"良質な楽曲が目白押し!特に"Endless Highway"、"Higher and Higher 2012"、"Jewel"、"Violet Twilight"、"In My Dreams (Live Studio Version)"といったところは期待を裏切らない最高レベルの完成度を誇っています。("Jewel"、"Violet Twilight"ではSteve SmithがDs.で参加して素晴らしいプレイをしてくれます)テクニック的にもアルバムごとにどんどん正確さを増し、高速フレーズでの音の輪郭やアタック感は素晴らしい。作品ごとに進化を続けるNeil Zazaは本当に素晴らしい。 クライド・ザ・キャット 関連情報

ニール・ザザ シング

ニール・ザザは、所謂「イングヴェイ系早弾きギタリスト」としてデビューしましたが、メロディアスな良い曲を書くものの、技術的には御世辞にも上手いとは言い難いギタリストでした。デビュー作での、右手と左手の全く噛み合っていない早弾きの連打は、聞いていて辛いものがありました。彼自身もそれを感じていたのでしょうか、2作目にあたる本作では、テクニックよりも曲作りや美しいフレージングを重視して作られており、それが大成功しています。どの曲も、素朴ながら美しいメロディーを中心に作られており、聞いていて非常にリラックス出来ます。一曲目の「Everything I Should Have Said・・」の映画音楽のような壮大さには圧倒されますし、三曲目の「I'm Allright」の美しいイントロは、一度聞いたら忘れないでしょう。テクニックをひけらかすギターインスト作品は多いですが、このアルバムは、聞いていて心が和める数少ないギターインスト作品だと思います。 シング 関連情報

ニール・ザザ ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー [DVD]

とびっきりのスターということでもないですが、かつての「エリン・ブロコビッチ」、最近では「世界侵略: ロサンゼルス決戦」など、時々お見かけするアーロン・エッカートが主演。そして、「007 慰めの報酬」のウクライナ出身のオルガ・キュリレンコが共演するCIA系サスペンスアクションです。娘役にリアナ・リベラトという女優さん、しっかりとした演技で、これからの成長が楽しみです。アメリカ、カナダ、ベルギー合作映画で、舞台はベルギーブリュッセル。ストーリーを意味深なサスペンスに仕上げようとしている努力、加えて元CIAエージェントがピュアな娘を一緒に引き連れて、ド派手なアクションを展開している努力が感じられます。つっこみをいれたくはなりますが、総じてそこそこおもしろかったと思います。 ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー [DVD] 関連情報




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