MSXマガジンが10年のときを経て復活しました。 わたしも、パソコンはここからはいったので、とても懐かしいです。 本の内容は、MSXのエミュレーター(MSXPLAYer)と、十数本の懐かしいゲーム、プログラムについての解説,関係者のインタビューと盛だくさんな内容になっています。 当時MSXで遊ばれた方は、ぜひこの本を見て下さい、懐かしさでいっぱいになると思います。 ゲームだけに偏らず、プログラムの記事も相当量があるのも、当時BASIC で遊んでいた、私にはうれしい限りです。 ちなみにMSXPLAYerの推奨スペックは、Ceieron500Mz以上だそうです。
鎧兜をつけた兵や魔物がひしめく城に踏みこみ、とらわれの姫を救出するアクションゲームです。 おもに流通しているのはファミコン版ですが、ファミコン版の発売前にMSX版が先行発売されました。 もとはPC向けのソフトであったため、ファミコンを所有する層の主流だった児童の力量は考慮されず コアなゲーム愛好家にあわせて鬼のような難易度に設定されていたようです。
ダンジョンの各所に数種の鍵があり、鍵を取るとその鍵に対応する扉を開けられます。 アイテムを手に入れると水中に入れたりできるようになります。 アクションは「歩行」「ジャンプ」「剣による攻撃」だけの単純操作ですが 敵の速度は速く、プレイヤーは立ち止まっていると攻撃できず 攻撃時は敵の方を向いて進みながら攻撃しなければならない、といった操作法がゲームを難しくしていました。 「剣で倒せない敵は頭上に石を落としてつぶす」「石をトゲに押しつけて石を足場にして飛び越える」 といった進み方やアイテムの取り方がわかったときは感激したものです。
カートリッジにセーブ機能は無く、ダンジョンは途方もなく広いので、初心者は1日で踏破できません。 アスキー社が発売したファミコン周辺機器「ターボファイル」を使用すると、進行状態を保存できます。 ただし、保存するとライフが1つ減らされるペナルティが科されました。
あまりの難しさに泣かされましたが、このソフトを思い出すと 未到達のエリアに何があったのか見てみたくなります。
収録されているゲームは『ザ・キャッスル』『キャッスルエクセレント』(いずれも全体マップ付き)、『ボコスカウォーズ』『テグザー』『ファイアーホーク』『ファミクルパロディック2』『クインプル』『テセウス』『イリーガス エピソード4』『たわらくん』『ライズアウト』『ペアーズ』『ローターズ』『トライアルスキー』『パイパニック』『レッドゾーン』『スコープオン』 それから、イース1~3の体験版(20分の時間制限)
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