第一シーズンを音楽から入った私。第二シーズンも大満足でした! 舞台がロンドンとハワースから移って、音楽も風が吹いている草原のようなイメージです。 かといって、19世紀のノスタルジックな雰囲気やリコーダーの上品かつ素朴なメロディーラインも健在です。 第一シーズンをもっている方もぜひ、こちらもお勧めです!
20世紀初頭の英国で、裕福な家の跡取り息子「ジョーンズ」が、かつての家庭教師であるところの恩師である女性の家を訪ねた。 だが、そこで出会ったメイドの女性「エマ」に一目ぼれ。かくて始まる恋物語である。 当時の英国は厳しい階級差に彩られた社会であった。貴族と庶民では「身分違いの恋」になる。 ましてや結婚などは「夢のまた夢」であった。
足しげくエマの元に通うお坊ちゃま。大人しく控えめで無口なエマだが、美人だから寄ってくる男は多い。 が、なぜか悉く退けてしまう日々。だが、お坊ちゃまだけは違った。相性が良かったのだろうか?少しずつ近付いていく2人の心。 けれど、運命は2人を引き離そうとする。2人の出会いから別れまでの第1章である。
全体の雰囲気は非常に上品かつ優雅な雰囲気です。 OPとEDに歌を入れなかったのも作品としての雰囲気を考えれば英断だろう。 OPから貴族たちの舞踏会のシーンと、庶民の日常風景とを対比させて 当時の社会風刺をしているのは見事だと思います。
ただ、人物の顔が「やや縦長」なのと、風景と比して浮いているような印象がしているのがマイナス。 全体的に非常に出来のいい、優れたアニメーションです。
TVで聴いていたOPはショートバージョンなのに1はロングバージョンなので、違和感有りまくり。どうせならショートバージョンも収録して欲しかった。とはいえ、アニメのサントラにしては珍しく品の良い内容で、とても安心して聴けます。 家で掛けていたところ母親から「この音楽何?」と聞かれたので「アニメのサントラ」と答えたところ、大層驚いていました。
メイドというと萌えのキャラクターが主流になってしまっているが、この漫画は本来のメイドとはどういったものなのかが良く分かる良く分かります。同時に当時の上流社会の生活ぶりも描かれていて、漫画なのでその分分かりやすいです。もちろんメンドが好きな人も楽しめるのでは。
実物を拝見したところ、衣装の方は良い感じだったのですが、本体(ヘッドと素体の肌色のバランス)があまり良くないなあと……。 フェイスペイントがのっぺりした感じに加えて、素体の肌の色が白すぎるせいで顔色が悪く見えるし。 原作未読なのでキャラドールとして似てるどうかはコメントできませんが、ドールとしての評価は☆3つかな。
|