1stから20年近くCypress Hillを聴き続けているが、ここ最近のアルバムはあまり好きではない。このアルバムも最初は新鮮味はあるものの、誰でもやりそうな曲ばかりに聴こえた。わざわざHillがこんな曲をやる必要があるの?と思いました。ところが…この音で他の奴がやったら、安っぽくつまらんものを、これだけ何度も聴かせられ、そして相変わらずカッコ良いのは重鎮Cypress Hill!だからと思え、そうなるとここ最近のアルバムとは違う1枚であると気付いた。DJ.Muggsは今回2曲しか関わっていないが、今やHill=Muggsではなく、Hill=B-realである。それで良いと思わされた。
最近の若い子達へ・・・ HIPHOP好き!とか LOWRIDER好き!とか WESTCOASTサイコー!とかゆー前にこの辺(1992y)からで いいから聞いて、見て勉強した方がイイよ。 今は昔と違って情報もありふれてるから、 なんで今こーゆー音楽、ファッションがあるのか位知ってないと、どーしよーもないから! おじさん達は12年前この中に出てくるよーなファッションをしていて どれだけ周りの大人達に白い目で見られたか・・・ なんせ何処にもこんな服売ってないんだから・・・高ケ~し! 青年よ、現代の環境を幸せに思え! と、ゆー訳で問題! このジャケットの写真は誰だか分かるかな~?
このDVDは7曲のライブ映像と19曲のPVから成っています。あと、30分ほどの意味の分からないインタビューみたいなものも収録されていましたが、英語が分かる人でないとあまり嬉しくありません。ライブ映像の中でメンバーが言っていたように、彼らの初めてのライブビデオだそうです。かなりの迫力があって良かったです。PVはこんなに作ってたの?って思うくらい曲数が多いですが、懐かしい感じの映像なんかもあって、これまた一見の価値有りだと思います。 ライブ映像の迫力が本当にすごい!!!それだけに、ライブの曲数がPVと比べて少ないのが残念なくらいでした。
とにかくだるい、でもそのグダーっとした感覚が病みつきに なって繰り返し聴いてしまう、そんな作品。 ロックやヒップホップでよく取沙汰される反骨精神。 それは不徳の体制に反逆する意志ですが、それが行き着く所 まで行くとこんな作品になってしまうのかも。 全部どうでもいいよ、っていうスタイルだけど、それを ここまで完璧に一つ一つのトラックで表現していると 「しゃきっとしろ」なんて文句が言えないほどカッコいい。 具体的には6070年代のハードロック・ブルースのギターリフの ループを中心に、乾いたドラムが乗ります。シングルカットされた "LATIN LINGO"を聴けばわかる通り、91年の時点で既にビートを繰り返す だけの単純なドラムパターンから脱却を図ろうとしており、 センスも感じさせます。B-REALのなよっとした感じのラップも 素晴らしい。(OUTKASTのアンドレに似てるかも) BECK/MELLOW GOLD、DINOSAUR.Jr/GREEN MINDあたりに通じる空気があります。
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