エストラキア共和国の暗殺者コールティク(短剣)ことアリョーシャ=スターリナは来日するソレシア連邦の大統領を暗殺する任務のため、ソレシアの留学生という仮の姿で日本へやって来ますが、暗殺を実行する寸前に彼女の所属する部隊が壊滅してしまいます。 「今からお前は普通の高校生として生きるのだ」 上官から受けた最後の命令に従い、アリョーシャは普通の女子高生になろうとしますが、長年に渡り暗殺者として訓練されてきたために『普通の生活』の常識には疎いし、祖国の暗殺集団やFBIの捜査官まで絡んで来るしでなかなか難しいようです。 ここまで書くと「フルメタル・パニック!」に似てますが、アリョーシャは宗介と比べれば応用力はあるみたいだし、美少女だから許される雰囲気なんですよね。特に暗殺者としてストイックに生活してきた反動で、ケーキなど甘い物に目がなく、食べた時のリアクションがこれまた可愛いんです。 他にもFBIの捜査官がオタクだったりと、他の主要キャラクターもツボを押さえていまして、シリアスとギャグを無理なく織り交ぜたこの漫画、プッシュしてみようと思います。
段々ときな臭くなってきたが、日常は相変わらず不思議なギャップに関心するやら驚くやらのアリョーシャ。 友人の危機を救ったのは、御庭番の家庭教師と言うのも今後効いてくるような伏線 ケイティもオタク以外の側面を出してくるあたり、今後も目が離せず コールティク初代の動向意図は、このあたりが今後の肝と言うとこでしょうね
3巻では、本当の日常シーンはありません。 誰かしらが命を落としかねない危機が常に差し迫っています。
この巻はアリョーシャの本領発揮です。 格好良く活躍する様を存分に楽しめます。
殺し屋の「この次会う時は覚悟しておきなさい!」という捨て台詞に対し、 アリョーシャの「次など無い」の言葉とともに繰り出される絶命の一撃。 柔らかな雰囲気の絵柄と対照的に、クールな内容。 このアンバランスさがたまりません。
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