子供のために買ったのですが、大人でも十分楽しめました。木星の衛星も見えチョッと感動でした。 架台部分もしっかりしていて使い勝手は良いと思います。三脚を組み立てて架台部に取り付ける際は少々苦労しましたがかえって親子の会話と共同作業にほのぼの感を味わうことができよかったです。なんでもかんでもスマートな時代にこのアナログチックな作業は貴重でしょう。
いち聖闘士星矢ファンとして思った事は監督、演出家、脚本家が前回の十二宮編と違いまとまりが無いこと。
十二宮編スタッフの大半がTVアニメから携わっていたのに対し明らかに急造なので信頼関係が希薄に感じてしまいます。
原作者車田正美の介入でベテランスタッフ&オリジナル声優が排除されこの作品に更に追い討ちをかけるように何の思い入れの無いようなスタッフでの製作、十二宮編が良作だったので残念です。
賛否両論の声優に関しては引退、死去されている方の代役の方を批判してもしょうがないですが、青銅聖闘士の役の方は良い意味で少年らしく悪い意味で軽く感じました。 完成度は前章よりも高いのですがやっていることが全て中途半端なので全く意味が無いです。
冥界で復活したゴールドセイントがヘルメットを被っていたりいなかったり、折角のオリジナル展開のブロンズセイントとゴールドセイント達の会話も喋らないキャラクターがいて感動ゼロ。
消滅した後のゴールドセイントの台詞も意味不明なものもあり最早失笑。 極め付けがいわゆる【星矢走り】腕を広げて前傾姿勢で駆けるスピード感のある演出ですがこの新スタッフは全く理解していずスピード感無し直立状態で腕を広げて走らせて躍動感ゼロ せめて足の動きをもう少し早くすれば良かったのでしょうが後の祭り、ただの変な走りにしかなっていません 収録時間、クオリティを鑑みるとこの値段は高いですね。
この『惑星』では、バターを使っておらず、その分すっきりした、まるで和食のような風味を味わうことができる。十九世紀的なロマン主義のこってりした濃厚さや、大仕掛けの大スペクタルを期待するむきには適さないかもしれないけれども、二十世紀後葉の宇宙時代にはむしろこちらの透明感のほうがふさわしい。しかしこの演奏には透明感だけでは説明できない風合いがあって、とくにあの「木星」第四主題の美しいテーマは、なんと「君が代」にも通じる味わいが感じられて、やはり和食なのだ。私は別に右翼ではないが、これには感動すらおぼえた。そこがインターナショナルな指揮者、小澤征爾の失わなかった本領だし、真のよさだし、たいしたものだと私は思う。
若いときのカラヤンが指揮した、ウィーンの惑星は全然ダメでした。 演奏があまりにも速すぎて、全く曲の雰囲気が出ていない。 若さゆえの、はしゃぎすぎた演奏でした。 ところが、このベルリンのカラヤンには、そんなところが一切感じられない。 円熟した指揮は、本当にあのウィーンのと同一人物か?と思うほど。 同じ人間でも、こんなに違うんですね。びっくりしました。 惑星はいろいろ聴いてきましたが、今のところ、これが最高です。
'00年刊行の書で、なんと天体の逆行(及び留)現象だけの為に400頁を費やしてい るのだから驚きの一冊だ。著者エリン・サリヴァンErin Sullivan氏はカナダ生まれ で'88年から10年間、ロンドンで占星術の研鑽を積まれた方である。
冒頭謝辞で著者は、かの心理占星術の重鎮、ハワード・サスポータスHoward Sasportasをはじめとする多くの人物に感謝の意を述べ、続く導入部分では、逆行と は太陽系のシステム全体でのできごとであり、本書はその原理を順序立てて説明を行 うので、お気に入りの天体の逆行にかんする箇所の拾い読み、と云った形でなく最初 から最後迄、順序通り通読する事を私達読者に促している。
PART 1「逆行:どのようにそれは働くか」2.「太陽とネイタル逆行天体」中では、 太陽中心のヘリオセントリック的観点からは、逆行という現象は存在しない、それは あくまでジオセントリック的観点から生じるものであり、地球中心観点から生じるエ ゴの発達であるとし、この発想に基づき"geo"centricを"ego"centricとアナグラムで 言い換える事も可能だとしている。
PART 3の6.「外惑星のサイクル(逆行シンドローム含む)」中では、太陽と外惑星 とがヨッドやグランド・トライン等、複合アスペクトを為す際、火星以遠、外惑星は 逆行になる(火星除く)とし、それらアスペクトにかんする説明を、天体が逆行して いる点にも留意しつつ、説明している。
レヴュアーいわく、この観点からアスペクトを説明するさまをみると、著者は恰も 古典占星術に通じた人物の様に、アスペクトを動的に捉えつつネイタル・チャートの 持ち主の人物像に深く探りを入れるという、独特の手法を有する人物であるかのよう である(例…太陽と火星以遠天体がオポジションなら、その天体が必ず逆行になる事 を踏まえアスペクト解釈を行う、等)。
|