いままでのアクのつよいデジコとは打って変って、3頭身のかわいい女の子を強烈にアピールしているパラレルワールド的な作品。デジキャラット星が舞台なので、地球人の「うさだ」や「なみたく」はでてこない。代わりに新キャラがふえてるし、ピョコラがサブキャラ扱い。こんなデジコでいいのか、と思いつつも、CS放送での本作の画質に我慢できない方はこれを即ゲットするしかない。悩むところだにょ。
こちらは、短編ですが、オリジナル?アニメのDVDが付属しており、これがなかなか楽しめます。DVDだけでも「デ・ジ・キャラット」のシリーズは高いので、ゲームはむしろ、DVDのおまけと割り切った方が良いのではないでしょうか。ゲームは、選択肢を選んでマルチエンディングを見るというもので、後半のエンディングはなかなか笑えます。ただ、PS2のフォーマットなら、もっと動画を入れられるはずですが、基本的には静止画像にアフレコが加えられているシーンが多いのが、ちょっと不満です。だから、DVDを買うつもりで購入した方が良いです。
ゲームの「デ・ジ・キャラットファンタジー」を小説化したお話なのですが、うさだが主人公になっていて、でじこのことを思う気持ちがよく伝わってきます。 あと、全体的に「すごい」と一言。ゲームをやればわかると思うのですが、ストーリーが何種類かあり、一つ一つのシナリオが違う展開になっています。 それを不自然ではない形でまとめてしまい、ゲームをやった後に読むと本当にすごいと思えます。 ゲームではやや短めの「うさだ達のリアクション」が、よりおもしろくなっています。 それと、これは少しネタバレに繋がってしまうかもしれませんが、ルーンとルナはほとんど寝ているので、ゲーム版よりも出番が無いです。 なので、この2人が好きな方にとっては、少し残念かもしれません。
基本的に、選択肢の選び方により、ストーリーが分岐するゲームですので、反射神経や時間制限が有りません。ゆっくり考えながら、全てのエンディングを見る事ができます。「悪魔」が登場しますが、マルチエンディングを進めてゆくと、デジこの本領発揮となり、「悪魔」が悲鳴を上げてとまどうシーンが笑えます(ネタばれ?)。ただ、この展開で、基本的には、静止画像がほとんどですので、あえてPS2のフォーマットにしなくても充分ではないか?という気がします。PS2フォーマットにするなら、もっと動画を盛り込んで欲しかったと感じました。
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