先頃亡くなった母、サキを偲びつつ、貧しくとも逞しかった、足立区のタケ坊破天荒回想録。 兄がひき逃げをし、青い顔で帰宅すると、その後、父菊次郎が血だらけで帰宅して来るエピソードや、姉が大事に飼っていた鶏が、ある日帰宅すると鳥鍋なっており、初めは大泣きするも、おかわりまでする姉のエピソード、はタケシを語りべとする事で更に可笑しさ倍増。 是非一読の価値アリ。あとがきは兄、大(まさる)による。
この作品はテレビドラマのために創られたものだから映像が美しいということはないのだが、北野武が育った家庭や当時の東京下町の暮らしぶりがわかり、おもしろい。 とんでもない親父(菊次郎)と教育熱心で口の汚い母(さき)が織りなすドラマは毎日がコントのよう。たけしのお笑いの原点がここにあると思える。 貧しくて辛い幼少期だったろうが、武を思う母の大きな歪んだ愛情が感じられ、最後は涙がでるような作品。 原作本も買ってしまいました。
私の母の時代とタケシさんの時代が変わらないながらも、日本のおっかさん像を改めて見つめなおされました。私もさきさんのようなお母さんになりたいです。
アルバムを昨日聴きました。 プロデューサーさんがつくった曲は 自分では気づかなかった良さを見つけてくれたり 新しいメロディ・アレンジもあるのですべてが悪いとは思わないのですが 空をこえて海を越えてのような やなわらばーさんの生活から生まれてきた曲をもっと聴きたいです。 レコード会社さん事務所のみなさん やなわらばーさんたちだけでつくったアルバムを もっと聞かせてください。
菊次郎とさきは3回くらい見ました。それでも見るたびに感動を与えてくれます。陣内孝則さんの演技が最高です。陣内さんファンにはお勧め。
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