ミック・ジャガーの曲・詩づくりの才能をいまさらながらに再認識した。いずれの曲も「ゴスペル」であり、ミックの個人的な祈りであり、現在の心境や生活状態を率直に歌っていると思う。元々ストーンズの歌詞はバイブルがベースになっている曲が多いわけだが、このCDにはJoy、God、Goddess、Buddha, voices, demons…など直接的な表現が多く、ほとんど「告白」に近い。最後の曲Brand new set of rulesで「やりなおさなきゃね…」と57のオッサンに言われると、もう涙無しでは聴けない。God gave me everythingは最近のストーンズの曲として出色だし、聴きこめば良い曲ばかりだ。なまじっかのストーンズフアンにはわかるまい。キースのTalk is cheapと同等かそれ以上の出来のアルバムである。
本DVDはタイトルどおり、ロックの大御所ローリングストーンズのミック・ジャガーの[GoodessInTheDoorWay]制作のドキュメンタリであると共に今のミック・ジャガーの姿をありのままに映し出している。 ピータータウンゼント、エルトン・ジョン、レニー・クラビッツ、ボーノなどアルバム参加のミュージシャンとのレコーディング風景や交友風景には若々しさを失わない彼の姿が映し出され、ファミリーが見守る中のレコーディングには、あのミック・ジャガーもいい親父なのか?とリラックスしてDVDを見る事ができる。 3曲のボーナスライブもピーターパン健全を思わせる。
ミックの映画出演作としては一番いいかも知れません。ネッドケリーもいいですが、こっちのほうがローリングストーンズのミックって感じがよく出てます。フリージャックなんていう、とほほな映画にはもう出ないでほしいですね。
本人からの了解を得ていないイワユル暴露本であるにもかかわらず、 アンダーセンの作品には本物のリアリティがあります。 それは、的を得た相手からの綿密なインタビューと 多方面からの地道な調査に因るものと推測されます。 いや本当に面白い! また、エピソード中に非常に下世話なものが含まれていますが、 作者の対象への深い愛着の所為でしょうか、 少しも嫌味な感じを受けませんでした。 必ず知らなかったミックの一面を発見できますよ。
キースこそ、ストーンズと思っていた自分にとって目から鱗の一冊。フロントマンという事だけでなく、スピリット面においてもストーンズのエンジンであることを確認。それにしてもミックとキースも最初は普通の音楽仲間だったんだ。その出会いがミックのチャック・ベリーのレコードとは・・・。わりと自分の青春時代と重なって共感大。レコードって物が大きいから、目に付くし話題になりやすいんだよな。
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