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うーん。しびれる。邦題は「流れ者の物語」。アメリカ大陸をさすらう放浪者のイメージを唄ったアルバム。ひたすらに自由だが、軋むギターの旋律で奏でられる孤独と郷愁、独特の乾いた抒情にしびれる。男の旅、ここに極まれりである。白眉はLP時代のB面冒頭、CDだと6曲目の「Dark End of The Street」。アメリカの広大な大地にどこまでも続く道、空にはコンドルが飛んでいく。そんなところに行く気もないくせに(笑)、仮想イメージの中で、わたしは目を細めて遠く地平線を見やるのであった。
~好きな人はどっぷりはまり、そうでない人には、ただのカントリーミュージックで片付けられてしまう彼の音楽ですが、このアルバムを聞いていただきたい。国境音楽であるテックスメックスではアコーディオンのフラーコヒメネス、ハワイアンでは大御所のギャビーパヒヌイらと共演し、彼が敬愛するウディガスリーのフォークソングありで、今に至る彼の国籍に捕わ~~れない音楽性の始まりと言っていいほどのアルバムです。特に「ぐ~ない、あいり~ん」(そう発音しているように聞こえます(笑))は、粗野な感じでありながら哀愁のある作品となっています。 ~~ アルバム全体の緩さは何と言っても一聴すると、スカスカのサウンドにあります。ですがそこが彼の肝です。音楽における表現とは、実は音の出!ていない部分、或は出さない部分にこそ意味があって、そうする事で発せられた音に力が重なる物であると彼の作品からは感じる事ができます。 ~~ ライクーダーが気に入ったら、きっとタジマハールやジョンハイアット等を聞きたくなるんではないかと思いますが、どうでしょうか?~
キューバ共和国には古くからルンバやマンボ、チャチャチャといった独自の音楽が存在していますが、1959年のキューバ革命以降、アメリカとの国交が途絶えたことでその豊かな文化が海を越えることは極めて困難となってしまったわけです。そんなかの地の素晴らしき音楽を諸外国へ改めて知らしめる契機となったのが本作。米国を代表するギタリストにしてルーツ音楽研究家でもあるライ・クーダーが、当時キューバを旅行中にたまたま知り合った老演奏家たちと行ったセッションをきっかけに制作したアルバムがヒットしたことにより、彼の親友である巨匠ヴィム・ヴェンダース監督総指揮の下、彼らのドキュメント映画が製作されたのです。ライ・クーダーという最良の理解者を得し熟練者たちの魂の演奏を克明に記録した、世界遺産級の大傑作。
オープンチューニングを使った練習曲が欲しくて本書を購入した。 オープンD、オープンGだけでなく、マイナーコード系やユニゾン系チューニングの練習曲も収録されているので、とても参考になる。 もちろん練習曲の模範演奏CDも付録されている。 できれば、練習曲だけでなく各ページの譜例の模範演奏も収録してくれていればさらによかった。
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