Oxford Bookworms LibraryシリーズのStage 2(700語レベル) 語数 5,860 YL 2.6
カナダの作家L. M. Montgomeryの代表作「赤毛のアン」を700語レベルの 英語でリトールドしたものである。
孤児だったAnne Shirley11歳はGreen Gablesに住む兄妹であるMatthewと Marillaの家に引き取られることになった。MatthewとMarillaは、農業の 手伝いが欲しかったため、男の子を希望していたが、駅に迎えに行くと、 そこには赤毛の女の子Anneがいた。 手違いだったものの、おしゃべり好きで愛嬌があって元気闊達なAnneの 魅力に Matthewも次第にMarillaも惹かれていき、次第にAnneがいない 家は静かで寂しいと感じるようになっていく。 そんな優しい家に恵まれたAnneも、時に赤毛のことを嘲笑されたりして も、その時は怒りをあらわにするが、持ち前の強さと明るさで学校や 近所の人たちと次第に打ち解け、人気者になっていく。
読んでいる方も、Anneの明るさや活発さ、喜怒哀楽を前面に出しながら も心優しく、時におっちょこちょいな姿に惹かれながら微笑ましく読ん でしまう。
心温まり、爽やかな読了感を得られる名作である。 ただ、同じGRのPenguin Readersの方が、出来事の前後の文脈がより 詳しく書かれていて読み応えがあるかもしれない。 学習目標やレベルに合致していれば、かなり楽しく読める名作である。
文庫サイズが欲しければ、トム・ソーヤーの冒険 - The Adventures of Tom Sawyer 【講談社英語文庫】があります。中身も変わりませんし、価格的にも高くはないので、ペーパーバックにこだわりがなければ、こちらの方が良いかもしれません。
1991年に旧ユーゴスラビアで始まった大規模な民族間紛争は多数の犠牲者を出し、その過程で数々の重大な国際人権法違反が繰り返された。この旧ユーゴ領内で行われた戦争犯罪の責任者を裁く目的で、国連によって設立された機関が旧ユーゴ国際刑事法廷(ICTY)。本作は、そのICTYで検事として、今なお逃亡を続ける戦争犯罪人たちを追跡して世界中を飛び回り、各国首脳と緊迫の交渉を繰り返すスイス人女性、カルラ・デル・ポンテに密着し、国際刑事法廷の舞台裏を克明にとらえたドキュメンタリー。
この作品を監督が作ろうと思った経緯って一体何だったのだろうか。多少興味を持っている人ならばこの問題について書籍以外からも知識を得たいとは思うだろうが、知らない人には何も興味がわかないだろう。でが、この作品をふとした何かのきっかけで見る機会があれば必ずこの問題について調べてみたくなる人がいるのではないだろうか。何気なく口にする「正義」とは何なのだろうか。無辜の市民、被害者たちにとっての問題解決って何なのだろうかって考えさせられます。なぜなら、この逃亡している戦争犯罪者を捜したところで憎しみが晴れるわけでもなく、大切な人が帰ってくるわけでもない。悲惨な人でいえば、まだその明らかな死の状況すら分かってなく未だに死体を捜している場面を見るとどれほど傷が深いのかがよくわかる。
ただ、これもカルラの側の主張であり、意見でありメッセージである。どのようにすればこの問題が解決できるのか難しい問題で見る人に様々考えさせてくれる作品だ。
「ズバリ要約」の上位バージョン 要約Lite
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家庭教師で、小学3年生の国語が苦手な男の子にやらせました。修飾語を省いて、文の骨格をつかんでいく練習になりました。しかし、言葉や文章が難しいため、何度も辞書を引いたり、振り仮名をつけてあげたりしないと取り組めませんでした。苦手な子が一人でやっても、勘で穴埋めをするだけになってしまうかもしれません。
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