オールドスクールで乳スクール! J太郎の新しい可能性。発見。
僕たちの人生の師である杉Jの改心の一冊です。 日々、女性器の形を妄想するだけの僕たちには、現実の女性は遥か彼方にいますが、 この本を読む事で現実の女性器がぐっと近づいた気がします。 特に、「女に文芸メルマガを送るな!メールは必要事項を最小限で伝えろ!」ちう件は 声を出して読み上げたい程の感動を受けました。 もっと早くこの本にであっていれば、、、と思わずには居られません。 他にも「おまえは明石屋さんまではない」「ふられそうになったら、必死で食い下がれ」など 胸が熱くなる内容がもり沢山です。 買って損はないです。 僕は便所に置いて、いつも排便をしながら、目頭を熱くして読んでおります。 お勧めです。
本・漫画を読んでいる途中に涙が流れたのは初めて。
鳥肌が立ったり(『カイジ』、ドストエフスキーの長篇、「ゆるやかな速度」など)、呼吸が乱れて心臓の鼓動が早くなったりしたことはあるけれど(穂花『籠』、『進撃の巨人』、『寄生獣』など)。
先日、日本生まれの在日米国人リンダ監督によるドキュメンタリ映画『ANPO』を観た時に、映画を観て呼吸を乱れた体験を貴重と思ったが、それ以上の体験かも。
今年読んだ現代日本文学(数少ないが)では、ベスト。 次点が、高橋源一郎『「悪」と戦う』。 阿部和重『ピストルズ』すら未読であることを断っておく。
坪内祐三が帯を書いている。 彼は、ECD『失点・イン・ザ・パーク』の帯も書いていた。勤勉な読書家だ。リスペクト。
最後に一言。 「色」がひとつの「キイ」です。
出演者の顔ぶれは豪華。ただ決してそれに頼った映画ではない。オカルト任侠映画とでも呼べばいいのだろうか?観始めてからしばらくはもたもたした演出に苛立つかも知れないが、段々と映画のペースに慣れ出すと面白くなって来る。主演のタナダユキはぶっきらぼうな感じだが、可愛らしく撮れている。後半は爆笑シーンの連続で、シュールなギャグに腹がよじれそうになった。「タモリ倶楽部」繋がりの出演者も多いので、そちらのファンの方がご覧になっても楽しめるのではないだろうか?退屈なハリウッド映画を観るなら、迷わずこちらを手に取ろう!
私が特に気に入っているのは、 J太郎氏が一つの話を終えて締めのトーク(一言二言)をする中で、 ややセクハラめいた発言・行動をする場面です。
J太郎氏の発言を大江さんがさらりと受け流す、すると画が店外の看板に。 その場面転換の仕方がなんとも…。
笑いはあるものの、その中に漂うペーソスがたまりません。
ただ、上記の内容を見て想像するだけでは、「J太郎?なんてけしからん奴だ」と、 特に大江麻理子さんのファンの中ではお怒りになる方もいらっしゃるかもしれませんが、 それが全然いやらしくないから不思議なんです。何とも言えない安心感があります。
万人におすすめできる作品ではありませんが、 J太郎氏をご存知の方、大江麻理子さんのファンの方、 出演者に興味お有りの方は、この機会にぜひ。
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