酢豆腐、鰻の幇間は共に先代の桂文楽が得意としていた演目である。 ここでの志ん朝の鰻は前半の「穴釣り」の部分が語られていないが そこもやはり聞きたかったとは思う。酢豆腐でのお馴染み伊勢屋の 若旦那のキザぶりは見ていなくても音だけで充分に笑える。 またその情景が目に浮かぶような志ん朝の見事な語り口は笑いを増幅 させる。私見では文楽超えをこの時点で楽々と果たしていると 言っても過言ではないと思う。落語にあまり馴染みの無い方にも是非とも聞いてもらいたい1枚である。
ネットで探し、始めて鰻を注文しました。、早速食べましたが、臭みもなくふっくらとして、とても美味しかったです'' スーパーの鰻も高いのを買っていましたが、断然こちらの方が美味しいです。 うなぎのたなかさん満足です!
案外ツルツルしていますが使い込むと味が出て手に馴染むんではないかと思われます。長く使えそうな商品ですね。
志ん生最高。マジ好きです。関西のお笑い芸人は好きですけど、それ以上に面白い。
最初の殺人のシーンはとてもショッキングで役所のこの時の目の演技にもゾッとさせられる。 シーンだけ見ていると凶悪な殺人であるけれど、この主人公は悪くない。
妻を純粋に愛していた普通以上の普通の男だった。 純粋がためにたった一点の濁りであった妻の裏切りである浮気、純粋がための怒りであった。
それは結果的に殺人になってしまうが、殺人を犯した主人公の罪である殺人は当然悪いことであり、それは否定しないがこの主人公は悪人ではない。 浮気や裏切りは罪にはならないが、それによって悲しむ人、被害者がいる。 良い悪いで言えば妻が悪い。しかし裁かれる側は,,,
罪に問われない悪人は世の中にたくさんいるというのに。 たかがヒトがつくった法律によって不条理に審判されてしまう今の世の中、 目の前の悪事や裏切りを見過ごし、見ぬふりをし、 何もしないこと、悪いことだけをしないことは良いことでは無いのではないか。
そんなことまで考えさせられた作品だった。HBD47
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