音楽はいろいろなテイストを融合して、テイトウワ独自の世界を確立しています。ベストというだけあって、損のない一枚と言えます。参加している女性ヴォーカルは大物というだけでなく、本当の質の良さで知られる人ばかり。 おしゃれでエレガントさ漂うサウンドですが、現実よりかは非現実・夢想世界、という印象です。心に迫る情熱系/叙情系でないので、部屋などでプライベートな時間を過ごす時に、バックで流しておくに向いています。
深夜に放送していた「冒冒グラフ」の総集編ビデオ(下巻)。副音声には全編に彼らのトークが収録してあり、それだけでも聞いていて面白い。各コーナーも結構内容が濃くて今見ても面白い。満点握り月太郎や実験料理、今田の説法、板尾の歌、世界の言葉やものまね、そしてout in outの漫才。また3人で番組を作ってもらいたい。
茫茫たる未来が現在である。 さて、お笑いがどこまで意味をもたせることができたのか。 私は板尾を信じます。 なぜなら彼は、本気が狂気だから。 東野・今田がいて、初めて板尾が薬になる。 一人でいたら、毒な彼。 しかし私は、毒にひかれる。
前作"BIG FUN"から2年たってリリースされたこのアルバムは、「ハレの日にしか創らない」というコンセプトにより作られており、また"FLASH"からの3部作完結編だそうである。
一通り聴いて、なんだか「あぁ、TOWA TEIが戻って来た!」というような安心感を覚えた。 どちらかというと前作"BIG FUN"よりも、サウンドも含めて"FLASH"に似た雰囲気のアルバムのような気がする。 2006年発表の「恋のアップロード(Upload)」が、"BIG FUN"ではなくこのアルバムに入っていて、さらにそれが非常にしっくりきていることからも、"FLASH"の空気感に近いアルバムだと言えるのではないだろうか(ちなみに私は前作にこの曲が入らなかったことでもうCD化されないものだとばかり思っていたので、今作に収録されて非常に嬉しかった)。 また"Exterior"に代表されるように、ここ最近薄れていたエキゾチックでアジアンな雰囲気も含んでおり、この点も安心感を覚えた一因なのかもしれない。 「昔は良かったが最近のTOWA TEIは・・・」という人にもぜひ聴いてみてもらいたいアルバムである。
先行配信された"The Burning Plain"が、切ないメロディに高橋幸宏のボーカルが絶妙で非常に良い出来だったので期待していたのだが、期待以上だった。 ハッピーなメロディが詰め込まれたエレクトロポップ"Cloud"、どこか坂本龍一的な旋律のレゲエ調の曲"Melancholic Sunshine"、シンガポール・スリングで有名なラッフルズ・ホテルにインスパイアされたという、ジングル風のメロディがループする"Ruffles"、小山田、砂原、テイのO/S/Tの作品として発表されたチルアウト的小品"Sunny Side Of The Moon"などなど、相変わらずバラエティに富んだ内容であり個々の楽曲も本当に非の打ちどころが無い。 こんな素晴らしいアルバムを作ってくれたのに発売されて早々今後の話をするのはもはや野暮だとも思うが、久々にSweet Robots Against The Machineの音源も発表されたことだし、今後の彼の活動が非常に楽しみである。
いろんなアーティストさんの話が載っていて面白かったです。最初のページの写真も芸術的です。私は好きです。買ってよかったです。テイ・トウワさんのファンならマストバイです!
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