妹瑞生は妖怪に憑かれやすいが見ることは出来ない、姉静流は望まずとも見えてしまう。
そして、二人にとって妖怪がいる日常こそ、ごく当たり前の世界。
丁寧に描かれた背景、特に木々などが葉のざわめきも聞こえそうなほど良く描かれているので、なるほど妖怪がいても何も不思議じゃないんじゃないかと思わせる、田舎の風景。
妖怪がいるのが特別なのではなく、昔から続いている当たり前の出来事。
そんな風に感じさせられる世界観でした。
穏やかで優しい静流に、ちょっと生意気だけど素直な瑞生。
仲の良い二人の関係、やりとりがとても良い感じだし、
拝み屋である祖父は、落ち着いていて全てを見通す様な祖父は中々いいキャラです。
そんな祖父でも妖怪を祓うわけではなく、拝んで離れて戴く。
時には何もせず、本人の心持ちだけでも離れていってくれたりする。
妖怪が悪いわけではなく、妖怪というのはそういう物。
二人は毎回妖怪の存在を介して、何かを学んでいきます。
妖怪の絵も怖すぎず可愛すぎず、でも雰囲気は良くできているという、お話の世界観とはとてもよくマッチしています。
最近妖怪の話にはまって色々読んでいるのですが、これが一番のヒットでした!
エンターテイメント性としては弱いかもしれないし、おどろどろしい妖怪や、妖怪と人間の対決を望んでいる人にはお勧めは出来ないですけど。
良くある妖怪が悪さをして祓う、というだけではなく、理解して受け入れる、妖怪との共存がテーマなお話。
雰囲気重視のほのぼのした、妖怪物語。
一話読みきりなので、結構あっさり読めて好きです。
どこかなつかしい感じがする曲です。 日本チックなメロディも心をおちつかせてくれます。
今期OPの中でも1,2を争う曲だと思います。
面白かったです 大袈裟かもしれませんが自分の場合、キャラのセリフに何か気づかさせられる事があり、そういう意味でも価値のある作品でした。じいさんかっこいい 裏表紙見て期待した芙美ちゃんの話がなかったのが個人的に残念 もう一つ個人的に思ったのが、1〜2巻あたりの繊細な絵を続けてほしかったなぁと これは完全に好みですが、自分は過去の絵の方が雰囲気が合ってると感じました もちろん最近の絵も可愛くて好きですが
悪くない終わり方だったなと感じます。むしろ綺麗に終わったなぁと でも、正直言うとやっぱもっと読みたかった・・・ 魅力的なキャラ(人も物の怪も)がホント多かったんで。 その後が見たいキャラも多かった・・・有田くんとか
なんにせよこの漫画を古本屋に持っていこうとは思わないですね 末永く楽しめると思います。大好きな作品です
内容は言うまでもなく素晴らしく、更に音楽集のCDがついているのでこの巻は特に価値があります。 とてもお勧めです
原作は結構説明箇所が濃密なんですが、アニメはあっさりとした印象を受けます。
ですから妖怪のエッセンスが少々効いた姉妹の成長物語としてアニメは観た方がいいのだと思います。
がっちり妖怪なら私は原作をオススメします。
|