ついに、橋幸夫の歌う「伝七捕物帳」第1シリーズの主題歌「向こう通るは」と「江戸の花」の両方が収録されたCDが出ましたねー。これを待ってたんですよ。 このCDの収録内容について簡単にふれると、まず、収録曲すべてが歌です。インストはありません。そして、発売元がキングなので、当然キング音源からの収録が中心なんですけど、RCA(大江戸捜査網)、ビクター(伝七捕物帳)、東芝(座頭市物語)、ワーナー(痛快!河内山宗俊)、ポリドール(おしどり右京捕物車)などの音源からも収録されています。そのおかげで伝七主題歌もキング音源じゃないのに聴くことができるわけです。 まあ、個人的な希望を言えば、角川博が歌う「伝七捕物帳」第2シリーズの主題歌「伝七流し唄」も収録されていれば、もっと良かったんですけど。
『源五郎の天昇り』とも言われる滋賀県の民話『ふしぎなたいこ』。「はな たかくなれ」「はな ひくくなれ」と言うと、鼻が伸び縮みする「ふしぎなたいこ」でいたずらした「げんごろうさん」にバチが当たり「げんごろうぶな」にされるお話。 大阪と京都のかえるの、お国自慢の『かえるのえんそく』、そしてお寺の門に「におうさんがいばってたっているわけ」を教えてくれる『にげたにおうさん』。 どのお話にも素朴な味わいがあり、清水昆さんの、赤をアクセントにした懐かしい雰囲気の絵もぴったり。なんと初版は1953年というロングセラーの民話です。
朝日新聞に掲載された風刺漫画を中心としているが、朝日新聞に掲載されたものすべてが収録されているわけではありません。それらの傑作選みたいなものでしょう。どうせならすべて収録してほしかったです。あと解説が少なすぎます。風刺漫画はその時代背景をしらないとさっぱりわけがわからないものがほとんどです(あたりまえですが・・)。もっとこれはどういう意味があるのかとか、全面講和とは何かとか、南原繁とは誰かとかそういう詳細があるといいと思います。
もう一つ、ちょっと高いです。もっと安くしてください。
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