ジャケの不自然なポーズとウツロな表情の組み合わせがとっても怖いベスト盤。1曲目からノリノリのアニメソング(のカバー?)で典型的80年代サウンドだ。特徴は外国人のねぇちゃんが「1,2,1,2、ハッハッ」と合いの手を入れてくる事。ラップがまだ主役ではなく「おかず」的な使われ方な事。 今じゃ考えられないアレンジは是非若い人に聞いてもらいたい。
うーん、やはり北条司氏原作の「キャッツ・アイ」その第2期(昭和59年10月〜昭和60年7月)で登場した「1」による傑出した知名度は高いと思いますね。「ANRI THE BEST」と一対で買うに不足はないと思います。これに限っていうなら、「週間少年アニメ王80's」や「アニメ・ホットウェーブ2」にも収録されています。まあ、この2つなら「いかにも」感があるのですけどね。 さらにその「キャッツ・アイ」では「3」が挿入歌で流れましたし、あとOVA「Cryingフリーマン4」で、EDに「2」(自作の歌詞だそうです)が流れていました。
でも、「ベスト・オブ・アニメージュ」や「アニメージュ・メモリアル・コレクション」といった徳間からのオムニバスにも「1」が収録されたのは意外でしたが、この人も徳間ジャパン所属でしたか。
確かこの人、OLから歌手として立身したそうですが、この人の登場した頃は、同じ音楽会社から、もう少し年下の、太田貴子さんや安田成美さんも曲を出してきていた頃で、もう少し後に小幡洋子さんも登場するわけですからね。
……「魔法少女の周辺」と言う観点で見ると、これもそれなりにインパクトが強いと思いますよ。アニメ以外の印象も含めて、試してみる価値は大いにあると思います。
「デリンジャー」!
「一秒の夏」!
「ジェラス・ファイヤー」!
いずれも1980年代を風靡した刀根麻理子の代表曲である。
このCDは1990年に出された盤なので、1980年代の刀根麻理子の総集編的なベスト・セレクション・アルバムとなっている。
そんな意味で、この盤をコレクションしておくのも良いだろう。
それにしても1980年代は、元気な曲が多かったと思わずにはいられない。
ともあれ、オススメできるのだが、、、。
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