アメリカのいけてる高校生活が凝縮されているかんじです。夏のドライブにぴったり。Kim Possibleの主要なメンバーがテーマになっている曲作りも楽しいです。個人的にハダカデバネズミのルーファスの歌がおもしろいと思いました。日本語バージョンもかっこいいですよ!
正直、SFC版の「ドラッケン」は、その移植っぷりに”コレジャナイ”な思い出があったので、 その移植メーカーが作るジャパンドラッケンにオリジナルのドラッケンテイストを 求めるのも酷かと思い、日本的な仕上がりになったのは理解できる。
その意味で考えると、この「スーパードラッケン」は、 当時の日本のアクションRPGとすれば及第点の出来じゃないかな、と。
確かに、シナリオは唐突で、必然性に欠き、薄っぺらいと思うが、 ゲーム性で言えば、 バランスは良いし(難易度は序盤のボス戦以外大して苦労することも無い)、 アクションも小気味良いし(若干単調)、 グラフィックはそこそこ頑張ってると思うし(そこそこ)、 BGMも昔のパソゲーを思い起こさせる出来だし(つまりチープ)、 さほど迷うことも無いし(お使いゲーム)、 クリアまで20時間ほどの程よいボリューム(やりこみ要素は無し)、
と、まぁほどほどに楽しめると思う。 もうちょっとシナリオと演出を練れば、もう少し良い評価のゲームになったと思うが。
ってこれ、発売時期は「聖剣伝説2」の1年後だったんだなぁ。 当時、定価に近い値段で買っていたら自分も、「失敗したな」、と感じたろうなぁ、と ここまで書いてきて思った次第ではある。 ま、実際買ったのは、中古で300円程だったんで、楽しめたけど。
表紙の妖しげなオノマトペ、帯では「おしっ娘」と銘打っていますが、 決して「尿」を安売りした漫画ではありません。漏らさず我慢する「尿意」を売りにした漫画です。 毎回毎回、おしっこを我慢する女の子の可愛さを全力で表現しています。
一話完結の形式を取っており、怪人出現、主人公参上、そして尿意、という流れがパターン化されており、毎回肩の力を抜いて読む事が出来ます。 読んだ感想としては、「おしっこを我慢する女の子の可愛さ」が勿論この漫画のメインテーマではあるのですが、 相対する怪人が「なぜ怪人化したのか」という経緯、回想の内容が他の漫画ではあまり見ない物で(鍵っ子の寂しさ、喫煙者の若夫のちょっと甘ったれた苦悩等)人によっては共感できる物になっており、怪人の過去の描写が裏テーマになってます。個人的には、作者が本当に読み手に伝えたい物、描きたい物はこれなのでは、と思うほど力を入れて描写しています。
登場するキャラクターも魅力的で、何より漫画上級者ありきのかっこつけた「読み難い漫画」が増えつつある昨今、 一度も前のコマや前のページに目を戻す事なく、スムーズに読ませる読み易さは貴重で、作者の潜在性の高さを感じました。 基本的にはギャグ色の強い作品なので、もう少しギャグの切れを鋭く、量も増やしてもいいのでは、と笑いに厳しい筆者なので★4としました。
まあ世間一般ではクソゲーと言われてまして、500円程度で買うことが出来ます。 クソゲーと呼ばれているのは日本人の肌に合わなかったのでしょうか。確かに大雑把バランスです。ストーリーも日本のに比べて味気ないです。 しかし今冷静にやってみると、いかにも海外ファンタジーな硬派さと、音楽の良さ、360度移動できるという自由に冒険できるという感じ、あと夜は空に星が瞬くという演出もイカしてます。 特に音楽の良さと陽が暮れる演出はよいのでございまして、これ、そこら中を動いているだけでも癒されます。また音楽の良さが良いのは、凄く控えめでありまして、でしゃばらない雰囲気もセンスの良さを感じるので御座います。 確かに完全にミーハーな気持ちで語ってます。が、これは新たに環境ソフトという視点から見てもグッドじゃないのでしょうか。 吉田戦車さんの漫画で、「やらなくていいゲームはないか」というお話がありましたが、ふとそれを思い出させる作品です。 でも、当時定価で買った人は、それはそれは、がっかりしたものだと思います。
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