どこにでもいるような普通の女の子がその生涯をかけて一人の男の子を愛するストーリー。恋愛小説にありがちな「偶然の出会い」とか「奇跡」などはありません。本当にありのままの恋愛と彼女の内面をとてもよく描写しています。恋愛小説を読んで声をあげて泣いたのはこの本が初めてです。英語の本は初心者という方にもおすすめです。
1987年リリースの通算10作目(結構リリースしてますよね。)・・・天才建築家アントニオガウディをコンセプトに制作しています。内容は高品質なプログレッシヴパワーポップ(笑)なサウンドです・・・中心人物アランパーソンズとエリックウルフソンの職人技が見事!!1曲目「サクラダファミリア」はタイトル通りこのアルバムのメイントラック・・・約9分にわたる力作!!いつも通り(笑)ボーカリストを曲毎に使いわけており、エリック・ジョンマイルズ・レニーザカタク・ジェフバラデール・クリスレインボウ(バックVo?)が参加しています。他メンバーは、イアンベアンソン(G)・スチュワートエリオット(Dr)・ローレンスかなあローリーコトル(B)のブリティッシュの職人の方々!!個人的ベストチューンは4曲目「スタンディングオンハイアーグラウンド」・・・彼ららしいパワーポップチューン!!6曲目「インサイドルッキングアウト」はアランパーソンズプロジェクトを堪能出来る叙情的なナンバー・・・エリックウルフソンのボーカルがいいですねえ!!ラストインストナンバー「グラシアの散歩道」は、1曲目「サクラダファミリア」のテーマにギターソロがのっかる曲です!!本当曲作りがうまいバンドですよね!!プロジェクトとしては、このアルバムがラストだったと記憶します・・・正直話題にはなりにくい1枚(笑)!!
低迷期なアランパーソンズ。これといった決定打がでない時期。ガウディーにインスパイヤーされたコンセプトアルバムらしいのだが、楽曲が全体に低調でメモラブルではない。アランのクリエイティビティーがかなり低くなっていることを露呈。見事なコンセプトアルバムを作ることができる名人なのでこれが本当だとは思いたくない。 10点中2点
大学生の時に吉祥寺の映画館で見た。2回見て、2回めは建築を学んでいるオランダ人大学生と見た。カタロニアの歴史の中にガウディーの建築を位置づけ、風土の中で見せている。それに合わせて作られた武満徹の音楽がまた素晴らしい。カタロニア民謡から採集した音をモチーフにして作られた美しい音楽。 ガウディーを知るだけでなく、この土地を知ることができる。DVDになっているとは知らなかった。早速今日購入。
私は、建築素人です。 建築関連に興味をもって、当然ガウディも必須と思い、いくつか映像を見てみました。 見たのは、TV放送の「世界遺産」、それに勅使河原宏監督の「アントニー・ガウディー」、そしてこのBOXです。
このBOXは、TELEVISION ESPANOLA S.A.の映像をDVD化したもの。 2枚組みで合計159分、6つのエピソードで構成されています。 約30分ものの番組が3本ずつ各DVDに収録されています。
もちろん、出てくるガウディの建築物は美しいです。
ですが、全体としてみた感じ、画像の程度があまり良くないように思いました。 ノイズが出たり、映像が粗い箇所があったりで、少々興ざめした部分もありました。 また、番組がランダムに詰め込まれている感じで、まとまりに欠け、とっちらかった感じがします。 ガウディが映像で見ることのできる数少ないソフトなので、期待していたわけですが、少々肩透かしを食らった感じです。 付属品も1枚の解説が入っているだけで、随分素っ気無いものです。 正直、「世界遺産」を観た後だったので結構なんとかなりましたが、ガウディに興味を持った人が最初に見たらどうなんだろう?という疑問が残りました。
私のような初心者的には、一番まとまっていて分かりやすかったのは「世界遺産」で、建築物やスペイン文化をじっくりと味わえるのは「アントニー・ガウディー」、そして最後にこのDVDを選択するのがいいのではないかと思いました。残念ながら、「世界遺産」のガウディの回はまだDVD化されていないようですけど。
ガウディを良く知っている方は、いろいろな角度から楽しめるDVDなのかもしれません。 あくまで初心者の意見です。
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