このCDに収録されている曲は、もちろんドラマで使われたものですが、「What I live for」は、特に美しいメロディで、少し寂しくて・・、心が震えます。中村幸代さんのコンサートに行った時に、この曲には、世界のどこかでまだ戦争が続いている・・、でも全ての人には家族や恋人など、愛する人がいる。そういう温かい心が広がって、戦争という悲しい出来事がなくなり、世界中に平和が訪れてほしい、という中村幸代さんの思いが込められていると知りました。その後、ただのサントラとしてではなく、そういう思いを感じながら聴いています。オススメです。
どの曲にもエネルギーがありますね。1曲目のGraceでは、ボーカルのMelodie Sextonが曲の前半では後半とで歌い方を変えているのが面白い。11曲目のthe story of Round Danceはスピード感あるリズムにゆったりとした不思議な女性の声が重なり、心地よい緊張感がありますね。12曲目のBuddha Main Titleは話題の「pure ~be natural~」に収録されているバージョンと異なって熱いリズムです。そしてなんといっても5曲目の紫苑がいい。他の曲とは違って思慮深さというか遠い過去を旅している気分にさせてくれます。あえて言うなら、CDジャケットの内容が少しあっさりしすぎかな…ってことです。でも、CDは一にも二にも音楽ですからね。