リップスティックは野島伸司作品の中でも、トップレベルの名作だと思います。 確かに鑑別所が背景だったり、登場人物の全てがガラス細工のように研ぎ澄まされた感性の持ち主であることなど、特殊性は高いのですが、 それだけに珠玉です。・・・・・広末涼子の果てしない演技力を目の当たりにしたのもこの作品から。 登場人物も台詞もカメラワークも、挿入されるレベッカの音楽も、あまりに純粋すぎて悲しい。 ・・・・愛・友情・命・啓発、、、生きることの意味を切実に問いかけるこのドラマを、是非DVDで後世に残してほしい。ビデオであることが残念です。 *NHK朝の連ドラに出演中の女優。伊藤歩さんの若かりし演技もまた絶品です。
大奥を舞台にした鈴木則文監督の他作品としては、R-18 のエロ将軍と二十一人の愛妾 [DVD]がある。それに比べ、本作品は R-15 なので、やはりと言うべきか、エロさは抑えめである。
辻沢杏子、伊織祐未、野村真美、渡辺良子、森田水絵、八神康子、美波千秋、山本奈津子らが脱いでいる。その中では伊織祐未が一番脱ぎっぷりがよく、元ミスの名に恥じない裸身を惜しげもなく晒している。彼女目当てなら、購入するに値する作品であろう。
そのせいか、辻沢杏子の影が薄くなっている。彼女の脱いだ時の存在感は野村真美に比べても劣っているし、『翔んだライバル』のリンゴちゃんとは別人の観がある。『翔んだライバル』で彼女のファンになった人は見ない方がいいかもしれない。
新エピソードは確かに必見 だがそれ以上に美味しいのが佐藤竜雄の映画絵コンテ ナデシコファンとしては持っておきたい代物です
シングルスの4タイトルが出ていたので当初はそちらを購入予定でしたが こちらのBOXの在庫がまだあるようで、4タイトルを購入するよりは 他にレア音源、映画での音源、そしてラストライブの収録 ピーナッツとしては初のDVDとなる3曲入りの映像が収まったこちらがお得ですかね。 シングル曲は全て網羅(ドイツ盤は除く)しているし、箱もなかなかいい感じです。 ただ、それぞれのシングルジャケットをせめてブックレットサイズに1枚ずつ (1ページずつ)掲載してほしかったかなと思って星4つです。 ドイツ盤に関してはカップリング曲の収録がありませんが、こちらは 単体アルバム「スーヴェニールTOKIO」に収録されてます。 この単体アルバムもなかなか楽しめるアルバムなのでおすすめです。 今から20年くらい前にカセットテープで全曲集を買いしばらく聴いていたのですが いずれこういった形でのCDが出ないかなと思いながら時が過ぎ、ピーナッツの曲からは 遠ざかっていたのですが、サイトでこのBOXの存在を知り、今まで聴いたことがなかった シングル曲をはじめ、ピーナッツの魅力が存分にこのBOXには納められています。 いずれにしろ、タイムリーでピーナッツの曲を聴いていたわけではないので 彼女たちの歴史はあまり知らないのですが、言えるのは、今の世代の人たちにも 十分楽しめるエンターテイナーだと思うんです。 発売から約3年が経過しているので本当に早めに手元に置いた方がいいですよ。 いずれ、アルバム復刻もあるのかな? コンピレーションCDはいくつかあるみたいですが やはり、当時の単体として復刻していただきたいなと。 その際は是非シングルジャケットもCDサイズでいいので復刻してもらいたいな。
中西保志を昔から評価していますし、カヴァー・アルバムにおいてもその伸びやかな高音の魅力と丁寧な歌唱は彼の良さとして感じ取っています。このアルバムでも誰もが知っている名曲をオリジナルとは違う雰囲気で自分の歌にしていました。
1970年代から80年代にかけて、メロディが美しく、歌詞にストーリーがあった頃の名曲ばかり選んでいますので、心地よく癒されました。 「女うた」がいいですね。どちらかと言えばオリジナルよりは湿っぽくなく、サラっと歌っています。情念が勝つよりは知性が歌詞の世界を表現している感じがしています。透明で少し切ない声質がよく似合います。
「かもめはかもめ」でも感じたのですが、歌詞に込められた中島みゆきの辛く悲しい思いが、彼にかかるとそれを昇華して受け止めたような感覚が伝わってきます。男性が女性の歌を歌うことの良さは、そのように少し客観的に歌の世界を表現できることでしょうか。
一方、男性の曲はオリジナルの歌唱が個性的でしたから、それに埋没したように受けました。「乾杯」「いとしのエリー」もそうですが、オリジナルの歌唱は個性が強く、歌い回しも崩していますから、それらが耳に残っていますので、それを取り上げるリスクの方が勝ったようです。
若い世代の方は別として、中西保志を含め、この時代の歌を聴いてきた者は同じ曲を繰り返し聴く習慣で育っています。当然、オリジナル曲の伴奏から息遣いまで記憶にあるものですから、カヴァーだと分かっていても、違う所があると違和感を覚えます。カヴァー全盛ですが、選曲を間違うと歌い歌手のカラオケを聴かされているように思ってしまいますので。
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