映像特典がとても良かったです。いつものピクチャードラマは最後は非常に上手くまとめてあり、本編に負けじ劣らずの出来栄えで、思わず見入ってしまいました。 もうひとつの映像特典も、DVD特典として扱うのは非常にもったいない程で、TV本放送にて最終話と共に流して欲しかったと思える程の出来栄えです。是非ともDVDで観て頂きたい映像作品に仕上がっております。
本編シナリオに関しても、この巻も秀作揃いです。一話から全話通して見ますと私的には時折中だるみ的なところありましたが、どれも心にしんみり来るものがあり非常に良かったです。何よりヒロイン「空」の心の成長がしっかり描けており、とても秀作です。
最初の頃は「捕らえどころの無い作品なのかな?」と思われるところもあったのですが、気が付くと捕らえどころ満載で作品世界に自然に引き込まれてしまっていた、というスケブマジックがこの作品には存在します。 青春・仲間。そんな言葉が自然に溢れて来ます。 学生を当の昔に卒業し、社会で揉まれて疲れた心を学生時代の思い出にトリップしてくれる作品です。
あ、この巻ではみなもッチの制服姿も拝見できますしぃ(^_^)
待ちくたびれました。一ヶ月ぶりのスケッチブックです。 どうやら第四話の評価が高い様ですね。確かに美しい自然を見事に表現していました。そこがこのアニメが「癒し」と言われる所以だったんですね。夏祭りの田園風景や写生会の山や森等は確かに都会の人にとっては懐かしの心安らぐ風景として映った事でしょう。 しかし舞台となっている九州の片田舎は今も現役であんな感じです。スケッチブックの凄い所はそれを完璧に再現している所です。本当にうちの近所(つまり九州の田舎の自然)を見ている様でした。 今回は春日野先生の出番が多かったので個人的には満足です。原作の雰囲気もちゃんと出ていて、ビミョーなギャグ満載(?)です。 2ndシーズンでは(言い続けますよ私は)小箱とたんのもうひとつの側面「私は野球部マネージャー」の様なドタバタギャグに近づけて、美術部と野球部の交流なんかを描いて欲しいですね。未読の方はこちらも是非。 DVD購入を迷ってレビューをご覧の方、最近流行りの癒し系ですが、絵柄は最近流行りの萌え系ではありません。すっきり見やすいあさりよしとお系です。30代のお友達にも安心してオススメ出来るアニメですよ。
内容については言わずもがなでしょう。またーりした生徒たちのコメディが主体です。
さすがに8巻も続くと,ねたかぶり,ほかの学園ものとかでみたネタが増えていきますが,まぁそこらへんもコメディものではよくあることです。みんなの合点がいくネタを使って楽しませる場合,みんながあるあると思っていることを題材にとりこむわけですから,それなりにねたかぶりは起こるものなのでしょう。 ただ,やはりほかで見たようなネタがあったりすると,若干引っかかりますが・・・。
さて,今回の見どころは,今回表紙を飾った,ケイトがやたらと出ていることでしょう。ケイトが好きで好きでたまらない人である私にとっては,うれしい限りです。116話の白のワンピースに帽子のセットは非常に久しぶりですね。かわいすぎます。ただそれ以外の人に関しては,あまり出番がないように感じました。キャラが増えると楽しいには楽しいのですが,各人の出番が減少してしまって,印象自体が薄くなってしまうのはちょっと残念です。
巻末あとがきに出ているみなもちゃんは,ひょっとして作者の大役なのではないでしょうかね? みなもちゃんに全然似てないし,アップにすると小じわが目立つとか言ってるし。あ,あと今回のスケッチブックは,巻末グロ注意です。
そんなこんなで8巻です。
第9話「ナニかの為に」は期末試験前の勉強モード。試験対策を先輩に聞いて回る空君たちの話。 ここでの見所はやはり、スケブのムツゴロウさん(?)栗原先輩の言葉ですね。 空君がフイに投げかけた「なぜ勉強するのか」という質問に、栗原先輩らしい、 そして夢のある話しが返ってきます。ボクは実は栗原先輩ファンなので、この回は感激でした。
第10話「出会いの先」では、自分を偽ることに限界を感じた先生をよそに、校舎裏山で写生会です。 いつもの裏山も、よく目を凝らせば秋の気配。 空君がはじめて見た虫の名前を当ててしまったシーンは笑い。 なにげに栗原&空コンビがこの作品の空気を作っているようです。 初回から登場の写真少女みなもちゃんも美術部に現れて、はじめてのアートです。 その間、空君はデジカメを借りて秋の激写を撮りに外へ。 いつもスケッチのチャンスを逃す空君には風景を切り取れるデジカメはなかなかおもしろいけど、 やっぱりまったりと絵を書く時間が好きなんだと再認識させたようです。
ラストは最終回にもつながる記念撮影。そこでもとっさに秋の激写をモノにするみなもちゃんは カメラマンとしてなかなかのセンスかも。
特典のピクチャードラマでは、旅館の就寝前に恋バナを咲かせようと奮闘する麻生さん。 このピクチャードラマも通してみるとけっこうハマリます。
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