CS放送で全て録画してましたが、第一巻の特典に惹かれて[=ハメられて]購入したら、あまりの画質の違い[OPでヨコミの後を追うキクチの微妙な表情がDVDで初めて見えた]に全巻購入を決めました。やっぱりヒトは綺麗にはお金を払うんですね。 セカンドシーズンも作ってほしいな。出来ればもう少しマシな作画レベルで。
「内容が少ない」というようなことが書かれたレビューを見て、結構すぐに読み終わるかと思ったのですが、細かな「あるある」が多く、ほかにもワンポイント解説のようなページもあり、結構しっかり読みました。 20年以上前に「ブラバン」で暑い青春を過ごした私(母)と、現在「吹部(すいぶ)」で青春真っ只中の娘。それぞれ読んで「あるある!」と楽しんでいます。 最近テレビ番組などで、吹奏楽部やマーチングが取り上げられることが多く、そういうのを見るとなんででしょうかね・・・もう20年以上前なのに、あの音を聞いたり、部長や顧問の言葉に「はいっ!!」とはっきりしっかり答える返事を聞くと、あの時代に気持ちがワープして、細胞まで10代のように活性化して熱くなるのが不思議です。 大人たちは、飲み会のお共に、子どもたちは部活のお弁当の時間に、みんなでワイワイと読むのが楽しいですね。でも、青春のあのころを思い出して夜中にひとりでニヤリとするのも、また楽しいです。 ただ、芸能人の「元吹奏楽部」はもっといるはず!!世界の渡辺謙さん、俳優の渡辺徹さん他にも「吹奏楽部でした〜」と言ってた女性アイドルもいたような・・・。 そこら辺ももう少し調べてほしかったかな? 最近は子供の数の減少や、部活動以外の習い事の充実などもあり、部活動の人数が少なくなり、大所帯の吹奏楽部には危機的な状況。 そんな時に、素敵な芸能人が吹奏楽部出身なんてわかると、全国の小人数吹奏楽部に希望が見えると思います。
本書の内容や菊池・横見両氏のズレたやり取りの楽しさについては 他のカスタマーレビューで散々語り尽くされているので、 私に語れることは何か?と考えた結果 「女性メンバーの魅力」という結論に0.5秒で到達した。 「デートコースだからミニスカートで」と言われて 素直にミニで来てしまうレールクイーン候補のきなこちゃん (22歳でこんなに素直でいいのか!?大丈夫かきなこちゃん!?)、 楽しそうにしてる割には「退屈なのは全部ですよ」の 名セリフを残して去った眞鍋かをり、この特別ゲストが素晴らしい。 そして何と言っても、漫画を描いた(描かされた?)キクチさんがいいのだ。
「旅」に釣られるキクチさん。コタツでみかんのキクチさん。 「こんなのわかるかー!」とブチ切れるキクチさん。 駅弁一つで笑顔を取り戻すキクチさん。きなこちゃんや眞鍋かをりを 本気で心配するキクチさん。ちょっとツンデレなキクチさん。 「別れたいと思ってる人におすすめします」のキクチさん。 クエント編のキリコ・キュービィみたい目で 大回りの最後を取り仕切るキクチさん。 …か、かわいいなぁこの人。
もちろん漫画も面白いし、 シンプルだけどポイントを上手くおさえた絵柄もいい。 眞鍋かをり曰く「骨のない人のコサックダンスみたい」な 転倒を演じたカミムラ氏もなかなか味わい深かった…男だけど。
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