事細かに偽札作りの手法を描いているのが、リアリティを演出している反面、読む方にとっては専門用語が沢山出てきて若干辟易する。 その点を除けば物語りはテンポ良く読み進める事が出来た。特に最後の大演出は私まで本当にドキドキさせられた。どうかハッピーエンドであってくれ!と、本気で願ってしまった。 主人公が何かに夢中になると、読み手まで夢中になってしまうのだろうか。 それとも作者の筆力のなせる技か。 夢中になるモノが無い人。 もしくは偽札作りを目指す人。 この本を手にとってみてはどうでしょうか。
破綻寸前の赤字ローカル戦を、鉄道経営の素人が立て直すという話を軸に、ちょっとしたミステリーを絡めた物語。主人公は二人。社長にスカウトされた元新幹線のカリスマ販売員と県から鉄道会社に副社長として出向してきた若手の職員。後者がけっこう活躍するので、著者の初期作品、小役人シリーズを思い出した。新社長が打ち出すアイデアは次々に成功する。そんなにうまくいくのかという感想もあるだろうけれど、まぁそれは小説だから。著者も、そう簡単にいかないことは承知しているだろう。それでも、ローカル線、いやさびれていく地方都市に、工夫しだいでまだまだがんばれるんじゃないかと言いたかったのだろう。実際、破綻の危機を回避したローカル戦もあるのだし。できすぎたお話だからこそ、いいってこともあるのだと思う。
深夜のデパートでの騒動。それぞれの思いがあり、展開していくストーリー。 おもしろかったです。
アマルフィに続き、スペインの風景が美しい映画です 内容については書きませんが、黒木メイサさんの服装が、黒いダウンジャケットやらチェックのネルシャツやらトックリセーターやらで、あの美しいプロポーションが全く生かされてなくて残念です。 美しい衣装で一回くらい登場して欲しかったなぁ、という感じです。まあ役柄的には影のある女性なのではまり役でしょうか。
戸田恵梨香ちゃんは大好きなので、登場が少なくて残念です。 織田裕二さんは、実は苦手なタイプだったのですが、外交官シリーズでファンになりました
続編楽しみにしています♪
それなりに楽しめて観れました。 迫力もあるし、織田裕二はかっこいいし。 ただ、「何で、ただのダム作業員であるはずの主人公(織田裕二)があんなに凄い人なのか」という素朴な疑問は感じました。 普通の人じゃなさすぎでしょう、いくら過去に色々あったとしても。 また、原作は読んでないのでよくわかりませんが、現代日本で日本人テロリストが日本のダムで立てこもるという設定も少しばかり強引な気がしました。 そのあたりの事情の説明なんかをもう少しわかりやすくしてほしかったです。
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