物心ついた頃からドラえもんで育った私。 毎週金曜日はドラえもんの日と決まっていました。 皆さんのレビューを見て購入を決意し、ドキドキしながら聴いたところ・・・ 本当ですね、もう涙がボロボロと。 映画の中でも泣いた『わたしが不思議』はやはり泣けました。 しかし、それ以上に泣けたのが『友達だから』。 『わたしが不思議』が映画を思い出して泣くのなら、『友達だから』はドラえもんを思い出して泣いてしまう。
ドラえもんで育った方なら必ず、全部聴き終えるまでに胸に来るものがあるはず。 だって、ドラえもんは親のような、また兄のような存在だって思ってる人多いんじゃないでしょうか。 買って損する事は絶対にありません。 映画の中で聴くのと、曲として聴くのでは感じるものが全然違いますからね。
何度聴いても飽きることがない、まさにドラえもんの道具のような無敵のアルバムだと思います。
「宇宙戦艦ヤマト」と並びテレビアニメ化、映画化もされた漫画家こと松本零士先生の代表作、あたかも一緒に旅をしている気分が味わえます!、銀河鉄道999の運行は1年間に1本のみ、34「プレーテッド」ひとも建物も何もかもが金色の世界、35「惑星ウラトレス」大工業都市、全宇宙のネジを大量に生産をしている星、36「ゴーストコロニー」殖民衛星だが事故があり、現在は誰も住んでいないゴーストコロニー、37「ミーくん命の館」幻の星ともいわれる動物達の魂の墓場、38「霧の都」ふたつの惑星になるはずだったものがつながったまま固まった星、その為、地盤がとても弱い、39「球状住宅団」その名の通り球状の住宅団がかたまっている人口の街。
なまけものの星の、太りすぎて家をつぶしちゃう人たちがいて、あんなにふくらんじゃうと人間の肌の匂いとかもすごいんだろうかと、思わず考えてしまったりした。 なんだか、どこの星の住人もリアルじゃないようで、実はすごくリアルな存在だと思います。 たちむかっていく鉄郎の姿、ちびで短足でぶさいくで、かっこいいヒーローって訳では無いのに、なんだか何にも負けないような気がする。強さを感じてしまいます。
今となっては入手困難な曲ばかりで貴重な一品だと思います。 何年も前のものですが保存状態も良く、使用するにあたっては問題ありません。
大山のぶ代版のドラえもんじゃないのでしょうか?
このアルバムのブックレットに使用されているイラストは全て水田わさび版のドラえもんで、武田鉄矢氏によるドラ映画主題歌集なんだから、当然大山版の絵だろうと思っていた自分には結構ショックでした。
大山版ドラ映画の歴代ポスターがズラリと並ぶ回廊を我が物顔でのし歩く水田版のキヤラたちには、見る度に、“大山ドラを差し置いてよくもまあいけしゃあしゃあと…”という憤りを強くします。
ポスターの前を陣取る彼らは文字通り邪魔でしかなく、純粋に当時を懐かしむ事を妨げるのです。
収録されている楽曲はどれも素晴らしいだけに甚だ残念でなりません。
歌詞記載ページがイラスト部分とは別々になっているのがせめてもの救いです。
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