「戦後」も63年目となり、「戦前」はひたすら遠くなるばかりである。 戦前の日本人にとっては、常識であった「兵隊という存在」について、私たちはまったくイメージを持てなくなっている。かつては日本人男性が生涯に必ず一度は経験した兵営の暮らしも、歴史の霞の彼方に消えてしまっている。
本書は、「兵隊」という存在のリアリティを具体的かつ詳細に記述したものだ。 筆者にとってはただひたすら現実でしかない事どもの1つ1つが、実に異様で、実に面白い。まるで良くできたファンタジー小説のように、現代と異質であり、かつリアルなのだ。兵営での暮らしの厳しさと滑稽さは、体験したものにしか書けないリアルさに満ち、かつ今日の暮らしとの懸絶が凄まじい。「兵隊は抑圧に満ちた内務生活よりも戦場に行くことを喜んだ」という記述など、本当に経験者でなければ書けないことである。
戦争を経験し多世代が、このような貴重な記録を書き残してくれたことに感謝したい。 なお、本書は1969年に刊行された同名の書籍の再刊である。文体・表現等、40年を経てなお清新であることにも驚かされる。
iTunes Storeでもこのアルバムの収録曲は購入出来ますが、 やっぱりCDが欲しくなって購入しました。
CMで使われていた曲やキャラクターソングがいっぱい。 ジャケットイラストが使い回しなのが少々残念ですが、初回版は特典つきです。
ディスク2にカラオケVer.が収録されていますので、 お気に入りのキャラとのデュエットも出来ます。 (例:月森&土浦のデュエット曲の場合、月森のみ、土浦のみのボーカル入りカラオケがあります)
カラオケver.のみでも結構楽しいですが、 ボーカルのみでいいわって方は、バラで購入出来るダウンロードの方がいいかも‥‥???
時に、本を読むと自分の知らない作家がまだまだ たくさんいることを思い知らされることがある。
本書は、まさにそんな感じを与えてくれる作品群だった。 表題二作をはじめ、どの作品にも貫かれているのが 静かであること、そして穏やかであること。
しっかりと抑制が効いた作品には、好き嫌いが分かれるかも しれない。 でも、 この穏やかさは、彼にしか出せない味なのだ。
なんとなく侵略戦争ということになっている日中戦争=支那事変の実態を、 北支・中支戦線に足掛け7年従軍した著者が、奥村土牛の孫娘の問いかけに応じ、 わかりやすく解説する。 慰安婦と駆け落ちした兵隊、みんなが首を長くして待った慰問袋、国府軍や 八路軍の動向を通報してくれる村人。日本軍も道路を作ったり学校を建てたり、 戦後残ってくれと懇願された衛生隊もあった。
それにしても支那事変というのは妙な戦争だったようだ。 何であんなに広い中国に兵を展開して8年も戦わなくてはならなかったのか。 日本軍は元々警備のつもりだったのに、国府軍にうまくおびき寄せられてしまった。 逃げる国府軍を追討する。そこへ八路軍が挑発する。それを深追いして逆にやられる。 そうかと思うと、日本軍の目の前で国府軍と八路軍が戦闘をやりだす。同盟軍のはずの 汪兆銘軍が国府軍に寝返る。敵と勘違いして日本軍が汪兆銘軍と同士討ちする。 もうぐちゃぐちゃになって、いつのまにか戦線が大陸に拡大し、やめるにやめられず、 終わってみれば侵略だと決めつけられた。国際世論を味方にした国府側にしてやられた。 戦闘に勝って情報戦・思想戦に完敗した。 支那事変の一部始終を見ると、なんとなく現在の日中関係にも通ずるものがある。
コルダ2のEDに流れるキャラクターソング集という事で モノローグ等は一切無いです。
歌詞は各キャラクターのイベントに添った内容になっていたりするのでコルダ2をより深く堪能したい方にはオススメです。
私個人は宮野真守さんの歌う加地の曲目当てで購入しましたが 月森役の谷山紀章さんの歌が(噂通り!)上手くて驚きでした。 月森は範疇外だったのですが好きになってしまいそう…なくらいの嬉しい誤算でした。 その他 冬海ちゃん&天羽ちゃん(佐藤朱さん・増田ゆきさん)の歌も可愛くて良かったです(^-^)
ゲーム内では聴く事の出来ない吉羅理事の歌も入っているので 理事ファンの方はチェックしてみては如何でしょうか?
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