下馬評通り50centに勝利した蟹江さん。 ゲスト的には向こうの方が豪華だし個人的にもジャスティンとかが居て惹かれるんだけど。 やはり白眉なのは「stronger」(似非ジャパニーズチックなPVを見た時の衝撃ときたら…)。 このチカチカした感じはキライじゃない。 「flashing lights」「everything i am」もツボに入った。 期待してたcoldplayのクリスとの曲は今イチでガックリ。 でも全体的にバランス良く、買って損は無いと思ってます。
ジャケットがまた可愛くてね〜。他の人がやったらクドい&鼻に付くこと確実なのに。 クマさん分、☆一つ追加です。
ここまでキャッチーなのに中身のあるアルバムはそうないだろう。 うまいとは口がさけてもいえない彼のラップは、 フロウではなくリリックで聞かせるタイプ。 自虐ネタもちょっときつそうな冗談もあり、 なかなかきついなぁと何度も思うのだが、 それを天才的としかいいようのない展開と 一聴必殺のキャッチーなトラックに乗せたらこれほど魅力的な曲になり、 魅力的なアルバムになるのである。 カニエは最後の長尺の曲で、 JAY-Zまで引っ張り出してきてそれまでの生い立ちを語る。 そこで彼は 「あいつもこれだけA&Rの連中に足蹴にされたら、 自分のためにいいトラックをとって置こうなんて思わなくなるだろうぜ」 と言われていたとラップする。 そこまで言わなくてもなぁ、と思わず苦笑い。 面白いです。 星五つ。
緻密に計算された音と曲順にはまり何度も繰り返して聴いています。
リアーナとファーギーの競演、エルトン・ジョンやアリシア・キーズのコーラスなど アーティストの贅沢な起用が印象的なALL OF THE LIGHTをはじめ 聴き応えのある楽曲揃いですが
そのなかでも静かなイントロから パープルレインを彷彿とさせる胸の奥が熱くなるエンディングまで引き込まれる RUNAWAYが特に気に入っています。
前作808&HEARTBREAKも好きなアルバムですが 彼の作品はあざやかな閃きから生まれたものではではなく アーティストの頭の中で 何度も何度もシュミレーションを重ねて 産み落とされたものでしょう。 徹底したこだわりを感じます。
タイトルや出演するアーティストを見ると一見ミュージックビデオのようですが、実は野外コンサートの準備、キャスティング、舞台裏などを主に収録したドキュメンタリー。R&BやHipHop好きにはたまらないキャスティングなのですが、それ以上にデイヴ・シャペル(コメディアン)のおしゃべりが楽しい。自分の育った町の人をコンサートに招待するくだりでは、本当に田舎町の人の生活が垣間見れ、シャペルのストリート、フッド、R&BそしてHipHopへの愛が感じられる、心温まる内容です。
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