最初のうちは退屈な部分や無駄に思える部分が目立つように思いました。
しかし、ラスト数分間を目の当たりにしたとき
それらの部分に新たなる解釈が加わり、評価を一変させることが出来ました。
これは驚異と言えるのではないでしょうか?!
"The Perfect Stranger" "Naval Aviation in Art?" が○。
Boulez Conducts Zappa
ブルーレイの画像がとても自然で、画面に見とれることが多い。 パーティーのシーンや、夜の街など、とてもきれい。
もちろん、ハルベリーもきれいに映っている。自分は別に彼女のファンではないけれど、この作品は、ハルベリー好きには間違いなくコレクションアイテムだろう。正直、ここまでモテるかなぁー、と思うけどね。
筋書きは、サスペンスでプロットが色々あるので、ちょっとややこしいけれど、最後までいくと、「あ、そういうことね」とパズルを解こうとしていた自分がちょっとアホらしくなった。
どんでん返しというか、あまりにもあり得ないから、してやられたと言う気持ちもわかない。
今の映画ってこうでもしないと新鮮味を感じてもらえないんだろうなぁ。
ラストも含めて面白い作品だとは思うが、今一つテンポが悪いというか、構成が微妙というか……… そんな印象の作品。 議員・社長の2つのスクープが大スクープと言う割に、妙に小ネタっぽく映り、殺人事件に結び付く程の事なのか…… という感覚を持ったまま観てしまった。 ストーリーは面白かったが、こじんまり収まった感じが残念。 緊張と緩和のメリハリがもっと効いていると、作品の世界に入り込めたかもしれない。
再結成DEEP PURPLEがこのアルバムを発表した時、聴くまでは不安でしようがなかった。 往年の名曲群に匹敵する曲なのか? リッチーがRAINBOWを解散させてまでやる価値があるのか? 黄金期のメンバーが当時のマジックを再現できるのか?等々。 が、1曲目を聴いてそんな不安はどこかにふっとんだ。 ジョンのオルガンにロジャーのベースが乗り、ペイシーのドラムがフィルを叩いて、リッチーのリフが…うおおおっ!これだあああっ!と叫んでしまった。 よかった、当時一人暮らしで。 RAINBOW時代にリッチーが書いた曲だが、このアルバムのために取っておいて正解だったと思う。 2,3,6曲目は当時のライヴでも演奏していたが、不思議なのはタイトルチューン。 後生大事にライヴのレパートリーに入れるほどの曲かいな? 間奏に変拍子が入るところは、 「おっ!新しいことやってるじゃん」 と思わせるが、各パートが淡々と(よく言えば協調的に)演奏していて、単に 「ほーら、僕たち仲直りしたんだよ」 というアピールしか伝わってこない、と思う私はひねくれ者? ビデオクリップでは、スタジオでリッチーとギランがなかなか握手しなくて、笑えるんだが…。 音だけだとツライなあ、私は。 とはいえ、本作をもって 「やっぱりDEEP PURPLEはスゴイ」 ということを世界中に認識させたのは事実だし、実際に楽曲も粒揃い。 ギランがきちんとメロディを歌っている最後のアルバム(?)であり、次作以降のアルバムが質的に?なことを考えると、彼らのキャリアの中では「最後の名盤」と言っていいと思う。
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