我が国でも話題になることの多い「ストーカー」について、犯罪精神医学の第一人者である著者による概説。
ストーカーを行動と精神病理の二つの軸で類型し、具体的な事例を交えて、多面的なストーカー現象を把握し読者に提供している。
日本におけるストーカーに関連する統計を紹介し、様々な被害についても述べている。いかにストーカー被害を防ぐか対策についても一章を割いている。
本書の初版は1997年であり、その三年後に「ストーカー規制法」が制定・施行された。それにあわせて増補の章「「ストーカー規制法」で何がかわったのか」が追加されている。
ストーカーや類似の行為に悩んでいる被害者に有益な本と思われる。
「ゾーンという場所がある。その場所に行くだけで、あなたの心の奥底にある、あなたが本当に一番叶ってほしいと思う願いが一つだけ叶うとしたら…」
… あなたは、その場所に行くだろうか?
ストーカー(Stalker)には、元々、狩りの場において獲物にこっそり近づいていく人という意味がある。ゾーンにむかってこっそりと近づいていくという意味で、このタイトルは「夢追い人」といった意味にでもなるだろうか。
ゾーンに向けて出発した夢追い人たちの旅を通して、「あなたは、自分の奥底の、自分でも意識していない願いを、顕在化させたいですか?」と強烈な”問い”が与えられる。
死んだ弟の蘇りを祈ったはずが、大金持ちになってしまい自殺した兄のエピソードは、切ないながらも、我々自身の問題として、ゾッとさせられる。
適度な緊張感が画面を支配し、最後ベートーヴェンの交響曲が鳴り響くまで、(飽きずに、そして眠くもならずに)魅せてくれる。
ぜひ、見ていただきたい。
商品もきれいだったし、購入してよかったです。 また機会があれば利用したい。
前作の一年前の設定なのでマップは、ほぼ一緒です。 ビジュアル的には若干進化が見られる程度。 感心する程ではありませんが、落胆する程でもなく平均以上でしょう。
暗くてコキタナクて不潔っぽいし活気が全然なくてオッサンばかりな上 不自然な位のゲームバランスとやたらと広いマップで超ウンザリだけど なぜか面白いゲーム。
という独特のウクライナ臭を楽しめる所は変わっていません。 前作を楽しめた方は買いでしょう。
ただ、ウリの「完全日本語版」ですが結構チャプターが飛んでしまい 「不完全日本語版」となってしまっています。 という事で星4つです。
かなりの名作だと思う。 展開も自然で非常に上手く作り上げられておりストーカーならではの ホラーとは似ていて違う追い詰める怖さがあってぐいぐい世界へ引き込まれていった! 放送されていた当時は幼かったこともあり渡部篤郎さんの演じる三枝が キモくて仕方なかったが大人になって見ると見方が変わり 被害者の海よりもストーカーの三枝の方に感情移入してしまった。 もちろん三枝のした事は許されない訳だが 彼は根は本当に優しい人だと思えて仕方ない。 愛のある環境で育てばとても心優しい青年に育ったに違いないと信じて疑えない。 サブタイトルの「逃げ切れぬ愛」というのは 海が三枝の愛から逃げられないのではなく 三枝が海等人を愛する事から逃げられないって事ではないだろうか? こう思えるのも渡辺さんの演技の上手さからくるものだと思う。 また、三枝さんはストーカーですが紳士なので痛々しいHシーンなどは無いので 安心してみてください。(それより流血シーンが多いかもしれない。)
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