久しぶりに映画を見ました。驚くような技術や見せ方も無く登場人物も数えるほどです。ただ、時の流れを感じる作品は全ては不変でない事を感じさせてくれます。 フランチェシカがロバートの遺した「永遠の四日間」という本を箱から取り出した時にグッと来ました。人生に行き詰まったり疲れている方は1本どうでしょうか。
なぜこの本がこれほど多くの人に読まれたのか、私なりに考えてみたのだが・・。それは、どんな人でも感じた事のある、恋に落ちていく時の、胸をつかまれるような切ない気持ち、たとえそれが許されない恋だとしても、この気持ちは嘘じゃない、そう感じるからじゃないだろうか・・。
イーストウッド好みの選曲でしょうなぁ!
私は、夕暮れあるいは、車の仕事帰りにかけていますぜ。 とてもムーディーで、気持ちがよい!
映画も良いが、アメリカン好きには、しっくりくる一枚ですね!
読み始めた時は“なんだ、不倫ものか”と軽蔑交じりでした。もちろん、不倫を肯定するつもりはありません。けれど、この本を最後まで読んだ時、なんとも言いがたい感動がありました。恋愛もので、こんなに感動したのは初めてです。ロバートとフラチェスカの2人の行く末が切なくて感動したのがやはり大きいのですが、リチャードが死んでしまう前にフランチェスカに言った言葉にもグッとくるものがありました。映画にもなっているようですが、ぜひ本でも読んでみてください。(でも、やっぱり不倫はいけません)
雨に打たれただ立ちすくすイーストウッド。 銃をぶっ放すだけが、どこまでも強いだけがイーストウッドではない。 これもまた男イーストウッド。
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