Coccoが以前歌っていたような、ハードな曲、メランコリックな曲を期待 してはダメです。 いい曲もあります。 2.ロマンチック・モード 8.オアシス 10.初花凛々 などです。ちなみに、「初花凛々」はシングルになかった、イントロ のアコースティク・ギターの音が少しだけ入っています。といっても 軽い音だし程度ですので、過度な期待はしないほうがいいと思います。 全10曲なのですが、英語の歌詞の曲が3曲もあり、日本語で感情や 情景を惹起させるCoccoのものとしては、多すぎるような気がします。 また10曲でトータルタイムが30分台というのも、ちょっと気になり ます。 肝心かなめの、1曲めに「Sing A Song ~No Music No Life~」のような まったりした曲をおいたため、その印象が最後まで残ってしまいます。 歌詞も「ポロメリア」のような聴き手の心情に響いてくるものがありません。 かといって悪いアルバムではありません。良質な”ポップス”です。 しかし、この程度の曲なら、巷にあふれ返っているのも事実です。 とりあえずは、Coccoの久々の歌声が堪能できるアルバムですから、 ファンなら買って損はないでしょう。 因みに以前のCoccoのアルバムの帯には<ロック>とジャンル分けされて いました。このアルバムは<ポップス>と明記されています。
coccoとくるりの熱心なファンではない私ですが、この曲の持つ神懸ったかのような澄んだポップさに震えています。 『ハローハローハロー』文字だけ見ると脳天気なフレーズですが、coccoの歌う『ハロー』からは悲しみを乗り越えた人間だけが持ち得る強烈な清々しさが感じられるのです。だからこそこの曲は『切ないのにポップ』になりえたんだと思う。またアコギをかき鳴らす岸田にも拍手。
ラジオでこの曲を知りました。 初めて聴いた時にすぐに気に入って買ってしまいました。 サビの「ハロー、ハロー、ハロー」というフレーズが頭から離れません。 もの凄く爽やかで、朝に聴くとものスゴイ清々しい気持ちになる曲です。 久しぶりにいい曲に出会ったな、と思わされます。 これからのSinger Songerの活動には期待したいです。
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