カラーページが多く見やすく読みやすいのですが、内容的には少々物足りなさを感じています。 さらに深い内容、あるいは宗教的なことと美術的なことを分けて等、次の出版があればと心待ちにしています。 検定テキストとしては、私は、在家、日常生活をしつつ修養を行っていけるようなことをこの検定に求めているのですが、 検定を行う側としてのスタンスが茫漠としています。 とはいえ、押しつけがましさが無くて、読みやすく、弘法大師信仰が日本の至る所にある理由もわかり、とても役立つ本です。 検定もまずは、空海と真言宗について、親しみを増すことを目的として行われるのかなと思って読んでいます。
2011年東京国立博物館で開催された空海展を見に行きました。 展示品は皆素晴らしかったのですが、立体曼陀羅が特に印象に残り、都合3回鑑賞しました。 鑑賞後、実際に設置されている京都の東寺に行き1200年前から在る情景を是非見てみたい気持に駆られ 2012年の5月に曼荼羅が設置されている東寺に鑑賞に行きました。 講堂に配置された21体の曼荼羅は全てが生き生きしていました。 その後、記憶を残す手段として良いものはないか本も購入しましたがDVDで良いものはないか探したところ 本品を知り、早々購入。 今でも時々、実物の印象が薄れないように時折この商品を観ています。 再生時間もちょうどよく編集されています。 欲を言えば21体全ての映像と解説が欲しいところでしょうか。
毎日使用し、重宝している。しかる後にご利益がある。これからも良い教本をお願いします。
自宅で朝夕のお勤めの時に使っています。 荘厳な雰囲気がして気持ちがピリッとします。
前半が、大師の教え・歴史・修行の解説。後半が、精進料理の作り方の説明となっています。 ここで重要なことは、食事とは、生きるための手段でしかないということです。だからこそ、“美味しい”、“不味い”ということは問題ではありません。 また、精進とは、肉を使わないことではなく、「欲望を正しく制すること」なのだそうです。 料理本というよりも、弘法大師の教えや高野山の寺宝、食事の意味を伝える本だと思います。
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