とにかく聞いてみればわかると思います。 今の邦楽は3ヶ月前と今週のトップ10がわからないぐらい同じような曲ばかりだと思うのは自分だけじゃないと思います。 同じような曲を同じようなバンドが歌って同じようにオリコン上位にランクインする。 邦楽ってこんな感じだったっけと最近感じてました。 それをぶち壊してくれるのが高橋優だと思います。 攻撃的な歌詞で今の現代社会を表現し、美しいメロディでその世界で生き抜く術を歌う。 陳腐で使い古された歌詞ではなく、自分の言葉で万人に伝わる歌を歌うのではなく、一人でもいいから本気で伝わる歌を歌っている。 そんな印象を自分は受けました。 この『素晴らしき日常』もいい曲ですが高橋優の本気のロックが聞きたいなら『こどものうた』のPVを見ればわかると思います。 指が切れてギター血飛沫が飛んでも尚ギターを掻き鳴らす。 こういう人たちがもっともっと世間から評価されれば救われる人も少なからずいるんじゃないかなぁ…
世間から評価されてもずっと変わらず高橋優のままで突っ走って欲しいと思います。
全く手抜きがない本です。 痛いところを見事に突く言葉で、何度も叱咤激励されました。
たった1行の言葉にこれほどの力があるんですね たまにお笑い的な要素があったりと色々と楽しませてもらいました。
「カーナビを見るな!◎◎で行け!』
※勘(カン)ではないんですよね・・・
箭内氏の本はこの本が初めてですが、おかげさまで完璧なファンになりました。 ページを捲る前にこれほどワクワクする本もなかなかないですよ
ありがとうございます。
箭内さんの名言に助けられることしばしば。 箭内さんが仰った言葉ですが、それを自分の座右の銘として、掲げさせてもらっています。
私はF先生のファンで短編集も読んでいたので楽しめましたが、短編集未読の人は楽しめるのでしょうか・・・。特に長澤まさみケインコスギ(BOSEもチラッと出てたかな)等豪華キャストが出てる一話目の値ぶみカメラ。これがひどい。金をかけたファンの文化祭ノリとでも言うのでしょうか・・・。全六話でこれと六話目(ほとんど子供しか出ていないので、個人的に演技等きつかった)以外は楽しめました。一話目やメイキングディスク飛ばして浮いたお金で10話くらいは入れて欲しかったです。キャストは無名の方がいいかんじですね。
SFの超大作。シンプルゆえに見る者の心の中で大革命がおこる、心理SF。 CGでビルが倒れたり、突然大きい音がしたり、役者が激昂して叫んだり、時間に追われてハラハラしたり、最後にはただ愛が勝ったり、そんなありふれたSF映画とは比較にならないスケールの大きな「ありふれた日常」SFです。
1話「値ぶみカメラ」 ”多面的な価値観”,”愛”といったテーマを深くも浅くも感じられる歴史的名作。原作の漫画を忠実に再現。実写の動画でありつつも、漫画の間や世界観を見事に表現していて、映像表現のそのものの存在意義に一石を投じる実験的作品
2話「あいつのタイムマシン」 ”時間とは”,”精神とは”,”行為の目的とは”といったテーマが軽いタッチの恋愛ドラマの中に凝縮されている。主人公の性別、設定が原作と違うが、終盤の「あいつ」の狂気的な正気や自然にパラレルワールドに入り込む空気感は原作を損なわず見事。細かい仕掛けが盛りだくさんで何度見返しても発見がある。
3話「ボノム〜底抜けさん〜」 究極の状況で”性善説・性悪説”を追究する。原作は荒挽きで、哲学的テーマが浮き上がって来ない(あえて乱雑に隠している)作風だが、その原作を演じる役者という「メタ」の論法を使い、原作のテーマをより分かりやすく表現している。
4話「かわい子くん」 ”内面と外面の美”について心理学的視点から恋愛ドラマを通して概説。主人公は設定上もっとわかりやすい不細工のほうがよかった。秘密道具の副作用の解説的シーンが弱く難解。歯は不自然に強調しすぎ。
5話「征地球論」 現代人の矛盾に満ちた生活を、宇宙人の視点から皮肉たっぷりに分析している。自分自身を客観視する機会を与えてくれる冷めたトーンの感動作品。アニメーションを使い原作の良さが生きている。
6話「ボクラ共和国」 ”平和への願い”というテーマがNHK的に表現されている。原作の不思議さや、とてつもないスケールの大きさが失われており、個人的には物足りなさを感じるが、テーマをストレートの表現するといった面ではこの演出もまたありかと思う。
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