このアルバムは、CSN&Yの人気絶頂期に発売され、ゴールド・ディスクに認定されている。さまざまな音楽スタイルに挑戦したスティルスの最高傑作であろう。参加ミュージシャンもエリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリクス、リンゴ・スターなど豪華そのもの。
CS&Nなんて!…と偏見を持っていた私。でも大好きなJoe Walshが一時期Stephen Stillsに傾倒していたと知り、俄然興味がわきました。加えてこれまた大好きなピーター・バラカンさんもStillsのことを絶賛していたのでこりゃあ、聴かねば!と思いました。 このDVDはStillsがManassasというバンドを率いていたときに出演したドイツのテレビ番組を収録したものだそうで、70年代らしく訳のわからない背景がちかちかしてちょっとサイケ過ぎやしないか?と思うのですが、それはそういう時代という事でがまん。 音楽の方はもう最高なんです。Stephen Stillsがこんなにかっこいいとは思いませんでした。何もかもかっこ良いのです。歌も声もギターも顔も仕草も!今では普通のおじさんになっている気がしますが、若い時の彼は本当にかっこ良いです。 バンドの面子もすごいらしいですね。ギターのChris Hillmanしか知らなかったけど。 長い間Stillsのことを聴かずにいたのは、CrosbyとNashのせいだ!と少し恨んでしまいました。これからStillsにはまろうかと思います。ものすごいお勧めでございます。
BOX SETの質感がいいですね。デビッド・クロスビーとグレアム・ナッシュのBOX SETよりも、少し 大きいです。何故か?ディスク1枚多いです。今度は4枚組CDでのリリースです。早速聞きましたが、 うーん。聞ききれない。一日では無理でした。たっぷりつまった彼の業績とでもいっていいのかな ?あの混沌とした時代に、また舞い戻る瞬間がたまらない心地よさを感じました。ついに、ジミ・ ヘンとの未発表セッション曲を公開。スティーヴン・スティルスの本当のファンの方にはおすすめ しますが、そうじゃない人は決して買わないでください。これ以上は、秘密ですので。尚、クロ スビーやナッシュのBOX SETを既にお持ちの場合は、3つのBOX SETを立てて並べてみてください。
CSNというロゴが見事に並びます。3つのうち、一番大きいのが、このスティーヴン・スティルスの BOX SETだと気づきます。やっと出してくれたね。ステーヴン、ありがとう!
時代、世代を超えて聴けるアルバムだと思いますよ。このソロ1作目までの彼のキャリアを総括するかのようなバラエティのある楽曲、そして味のある彼のギター、オルガンは大好きです。 またこのアルバムには多くのゲストが参加しており、かつそのヒューチャーの仕方が素晴らしい。目立つところでは4のジミ・ヘン、5のクラプトンだろう。ジミ・ヘンにしては抑えたトーンではあるが、独自のフレーズでスマートに?暴れている。そしてクラプトンだが、セカンド・リードとはいえこの時期これだけコンパクトに「しなやかに流れるフレーズ」を注ぎ込んだ曲は自分のアルバムにもないんじゃないかな。クラプトンファンだったらこの1曲のために買っても正解だと思いますよ。ステファンのセカンドソロアルバムにもまた1曲クラプトンが参加してますので要チェックですね。 とにかくこの後結構ソロアルバムを作ってはいますが、このファーストは彼の最高傑作と言っていいのではないでしょうか。おすすめです。
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