特にB面の”亜矢の三度笠”が三味線と鐘の伴奏ともぴったり合っていて何度聞いても飽きない、いい曲です。早く、コンサートでも歌ってほしい一曲です!
下巻では光秀の謀反からガラシャの生涯を終える所までが描かれています。 忠興のただらぬ嫉妬心など、すごく新鮮です。
ただ女性視点なので、武将の戦の話などが好きな方には少し嫌かもしれないですね。
ですが、ガラシャ以外にも魅力的なキャラクター達があり、すぐに物語に引き込まれます。
ただ私みたいに豊臣が好きな方には合わないかもしれませんが、普通に面白いです。
読みやすいです。が、その分情報量という意味では少なくなっています。あと、ドラマチックに作るあまり史実からちょっとズレてないか?と感じるところもありました。あと、ストーリーが頭に残りにくい。 小学生の子が歴史に親しむ入口に読む、という位置づけであれば、とても良い本だと思います。「歴史の学習書」という位置づけにするとちょっと無理があるかな、というところです。この本を読んで、細川ガラシャや細川忠興に興味を持って、他の本を読んでみようと思う動機づけになる、というのが、この本に期待される役割かと思います。そういった役割を果たすことができる読みやすい本は少ないので、貴重だと思います。
この頃の千葉真一は本当に素晴らしい。 千葉真一が柳生十兵衛を演じているのではない。 柳生十兵衛=千葉真一なのだ。 そう思わせるだけの力が本作品に漲っている。
ジュリーにしても同じこと。 あの日あの時のジュリーの性別を超えた存在感なくしては、 本作を伝説級の映画とすることは叶わなかったであろう。
もはや2度とつくりえない、ありえない神映画。
必見。
戦国の世を生き抜いた細川ガラシャという女性の生涯を描いた作品であるが、 歴史小説として読むのもよいが、男性優位の時代に、これほど自己を確立し 生き抜いた女性は見当たらない。 作中に登場する明智光秀、高山右近もよく描かれており、このような作品が NHK大河ドラマにこれまでなぜ採り上げられなっかたか不思議な気がする。 私は、読了後、早速2冊買い求め、子育て真っ盛りの二人の娘にプレゼント した。
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