雑誌連載がまとめられたもので古手川祐子・浅野ゆう子・とよた真帆さんら 有名女優陣が登場します。内容的には温泉、美女、和、であり、あくまでも 日本の良さ・美しさであり、いたって大人しい内容です。とはいえ、 さすがは篠山紀信、大人しくも艶っぽいです。ただ、設定上だと 思いますが登場する女優さんたちの年齢層が高いので、個人的には 各世代にバランスがとれていれば尚良いと思いました。ので星4つ。
不可思議な手紙から始まる殺人、そして描かれる複雑な人間模様…。夫婦とは、男と女とは、そして人間としての姿勢とは何かを問いかけてくるエロティックで秀逸な内容は一見の価値あり。竹下景子のひたむきさ、初々しさが光る。個人的にはトップ屋のハトリさんが◎。
小さい頃、父親が蒸発。息子が大きくなってから父親と再会するお話です。
悲しくて切なくて、でも前向きになれる作品。
出演者の方々の演技も秀逸ではないかと。特に西田さん!!
小学生の時にテレビで観ましたが、10年近く経った今でも強く印象が残っている名作です。
今度久々にまた観てみたいのでビデオ購入するつもりです。
それ位の価値はあるかと。
中井喜一や杉田かおるが初々しい演技で好演している。 マドンナ役の竹下景子さんも品のある艶っぽさでマドンナ役を熱演しているが、偽坊主を演じる寅さんのこころの動きが面白い。
なんといっても、原田芳雄が素晴らしい。 原田がいたからこそ、舞台となった土佐や主人公の江藤潤に感情移入ができるんだと思う。 江藤が故郷と母を捨て東京へ出立するとき、強盗殺人を犯して逃げ回っている原田と駅舎で偶然に再会する。 原田は江藤に金を貸せと迫る。「あんぐらいのことで人が死ぬとは思わなんだなあ」と何気につぶやく原田の一言が素晴らしい。 江藤にもらった金を「この金はもらえん」と突き返した原田は、「もらってくれ」という江藤に対して子供のようにかたくなに身体を丸める。この原田の演技はカメラの長回しのなかでの原田のとっさのアドリブだそうで、この演技はこの後に続く「バンザイ」の連呼よりもはるかに幼なじみの関係の本質をとらえたものだと思う。
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