たくさんの人が歌い、いろいろな ”ベサメ・ムーチョ”がこの世にはある。しかしその中でも、この ”ベサメ・ムーチョ”は最高!! 同じジョアンが歌う ”ベサメ・ムーチョ”の中でさえ... ジョアンの中で、私の一番好きな曲 ”トリスチ”も収録。大好きな一枚です。
「イパネマの娘」の詩人として知られているヴィニシウスは私にとっては型破りのあこがれの人です。結婚を9回もした人なのですが、この作品は彼の生い立ちから終焉までを彼を知る人のインタヴューも交えて描いた貴重なもので、この作品を見れば彼が本気で正直に人間への愛に生きてきたことが分かります。彼が作詞した作品もかなりの曲数が披露されていて飽きることはありませんでした。彼は結構ジャズが好きでよくニューオーリンズへ行っていたことなど新事実満載です。ただ不思議なのは彼の葬式のシーンが見当たらないことです。伝説ともいえる、彼と関係のあった美しき女性陣が大挙して葬式に参加したときのフィルムはぜひ観たかったです。ラストのクレジット中に出てくる「オチ」はかなり笑わせてくれ、彼の人間性を感じます。 映画中の「フェリシダージ」や「ビリンバウ」の楽曲シーンには思わず興奮させられました。
高い金払ってボサノバ教室へ行っていた自分を後悔しています。全てこの1冊にモーラされています。分かり易い! 選曲がすばらしいたけでなく、全てにTAB譜が付いてメロディーと3段譜になっています。無論メロディーには(1番だけですが)歌詞も付いています。 又、曲の解説も付いており十分楽しめます。 CDはメロディー部分をフルートなどで演奏されており、歌の練習としても使えます。無論BGMとしてもOK!
しかし、Millenniumというタイトルで(Millennium)で輸入盤も存在するようです。演奏時間は、CD収録可能時間いっぱいの79分強です。ただし、対訳はもちろん、歌詞つきも日本盤のみです。
批判されることがタブー視されるほど、ボサ・ノヴァの創始者として屹立したミュージシャンのベスト盤ですので、とくにワールド・ミュージックが好きなかたは、もっていても、損はないでしょう。
2004年のライブがあまりに素晴らしかったので、購入してみました。 他の方も書いていましたが、巷にあふれている「ボサノヴァ」と言われるものを想像して聴くと拍子抜けするかもしれません。 ギターと声のみで作り上げられる静寂で独特な世界、まさに神様と言われる所以ではないかと思いました。プロフィールなどを知ると孤高の人という印象が強いかもしれません。しかし、実際の音楽は暖かで幸せな気分にしてくれます。 天気のよい休日にまどろみながら、静かな夜にゆったりお酒でも飲みながら・・・ にぎやかなシーンにはNGでしょうが、その他なら、いろいろな聴き方が合う1枚としておすすめです。
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