なんとも個性的な女優、清水優雅子さんの演技に目が離せません。 この映画って現代の日本を描いているはずなのに、どこかノスタルジック。まるで1970年代を思わせるような作品です。新しいはずなのに、どこか古くて懐かしい。そんな映画です。 舞台となっているのは山梨県のとある町。ブドウで有名な山梨県だから、もちろんブドウ畑のシーンとかも出てくる。ブドウは畑とはいわないのかしら。木になるからブドウ林かな。 ちょっとしたことから、ヒロインの陽子が同級生のタローくんの家の隣に来ることになった。ふたりはお隣同士になったわけ。陽子はいつも、開け放した2階の窓からやって来る。初めはただの同級生だったのだが、しだいにふたりは、気になる存在に変わっていく。その気持ちを相手にどうやってぶつけたらいいのか戸惑いながら、高3最後の夏休みは過ぎていく。友人たちの恋愛が複雑に交差しながら。 ラストも陽子らしいというか、一陣の風が通りすぎていくような感じ。
太田裕美のCDを検索していての衝動買いでした。
対象年齢を40才ほどオーバーしていますが、癒されるCDです。
もともと日本の歌系は好きなのですが、彼女のチョッと舌足らずの声が
「ホントにお母さんが子供のために歌っている」感じが出ていて素敵です。
岩崎裕美「愛唱歌集」由紀さおり・安田祥子の「BestSerection」に比べ
ても、親しみやすいと思います。
特に「犬のおまわりさん」の最後の「****」(聴いてのお楽しみ!)の囁きは
アドリブかと思いますが、お茶目で思わず微笑んでしまいました(*^^)v
気まぐれな天気は気にしない。
ここがどこかなんてどうでもいい。
少しずつ重い扉を開き、溢れ出す音に身を委ねよう。
ゆっくりと時が止まり、変わり続ける風景。
遠い国のお伽話のようなごくありふれた毎日のような。
さぁ目を閉じて…。
眠らなくたって夢は見ることができる。
願い事が叶うようなそんな気分にさせてくれる音楽。
あなたの大切な人にも聴かせてあげてください。
1970〜80年代にかけてのアイドル・ポップス定番曲を網羅と言うことで、ただかけっぱにしておくだけでも華やかで楽しくなるCDです! 1枚目が1970年代、2枚目が1980年代というように、年代別に2枚のCDに分別されており、曲順も販売された順序で収録されていたので、とても聞きやすく、歴史的に大物女性アイドルの流れが分かるように考えられていると思います。 70年代は余り詳しくなかったのですが、全然記憶になかった歌が実は凄くヒットしてたり、反対に凄く知っているのが意外とヒットしていなかったのに、チョットびっくりでした。でも、今回そういう事を知れたのも良かったと思いました。 「女性」アイドルに特化したコンピレーションアルバムなので、冊子に各アイドルのビジュアルがいっぱい入っている事にも期待していたんですが・・・それが唯一惜しい感じがしましたが、やっぱり色々な権利の関係があって困難なんでしょうね〜。
90年度だったかな?各映画賞を総なめにした「桜の園」私はあの作品の持つ独特の雰囲気(上手く表現できませんが)が好きで、春先になると無性に観たくなります。
それと同じ感覚がこの作品にもあります。素人を多く使った点、棒読みになろうと敢えて自然な会話にこだわった演出など 比べる対象となる理由は多いのですが、ごく一部でしか話題にならなかった本作の方が、コマーシャリズムなど排除した分(私は当然コスト面もあったでしょうが、監督が意図的に学生映画臭さを残したと思います)郷愁を感じさせよりリアルに自分の青春時代とリンクします。
他のレビュアーさんも言われるとおり、今の10代にこの作品の魅力は理解しづらいかもしれませんが、思春期の好きと素直に言えない歯痒さなどを、こんなに自然にフィルムに収めた作品は稀です。是非観てもらいたいなぁ(ただ残念!ほんとDVD化されてなかったんですね…)
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