大変濃い企画で、バラエティに富んだ記事内容ながらも、紙面が足りず、一つ一つの記事は掘り下げが足りない印象も否めない。
特に巻頭の目玉である、木屋善夫さん・内藤時浩さんの座談会は唐突にぶっつりと終了しあっけに取られた。
歴代88ハードを紹介するPC88解体新書で扱われているコーナーはわずか5機種しか集められなかったらしく、SR,FR,FHなど外せない名機の紹介がない。
誌面レイアウトも無駄が多い。どうせコアなムックであるのだから、こじゃれて余裕のあるスペースを入れたデザインにしたり、むやみに巨大なコーナータイトルロゴを入れて内容を薄くするよりは、がっつり記事を詰め込んでやった方がこの本を手にするような濃い読者は喜んだはずだ。
88のハードやソフト技術面に及んだ解説、地方の小さなソフトハウスにまで焦点を当ててはいるが、「こんなところまで網羅するとは!」という驚きは少ない。
商業出版にしかできない本作りをして欲しかった。
国内でのパソコンゲーム黎明期に登場した 元祖ロールプレイングゲーム『ブラックオニキス』
多くの人々を魅了したタイトルがGBCで蘇る。 昔のまんま楽しめる『レガシーモード』と GBC用に作り直した『レジェンドモード』の二本から 選んで遊ぶ形となっています。
昔からのファンからすれば『レジェンドモード』は 違和感がありましたが、遊ぶ内にこちらも実は楽しいと 思えるように。
とはいえやはり『レガシーモード』の魔力には勝てません。 このゲームの凄い処はやはり服や髪型が選べる処でしょう。 他にも装備品によってグラフィックが変化します。 後発のRPGでこれらさえ表現しない手抜き作品群を見るにつけ どうなってんだ?と首を傾げた事もしばしば。 1980年代の黎明期にしてこの充実ぶりは凄すぎました。
ゲームは至ってシンプルで伝説の宝石『ブラックオニキス』 を探すべく、ウツロの街にある地下迷宮に挑むというもの。 街もダンジョンも3D形式になっています。 よってマッピングが欠かせません。
「イロイッカイズツ」の謎解きが君には出来るか!?
「シマッタ!ニゲラレナイ!」の恐怖を貴方も感じてください。
※版権の問題があるとはいえ『ザ・ファイヤークリスタル』や 立ち消えになった『ムーンストーン』もパワーアップリメイクして 3DS辺りに出てくれたらと願います。
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