止まれません。 聖杯伝説とかフリーメーソンとかの謎と、事件の犯人についての謎が見事に絡み合って織り成されていて、真相が知りたかったりハラハラドキドキしたりして、堪らんです。 映画で観たから知ってるよ、なんて思って読むと、びっくりします。 たぶん映画よりもっと面白いです。 なぜなら、小説は映像より、もっといろんなことを説明できるからです。 ぜひ、小説でもお楽しみください。
この映画を見終わってぱっと頭に浮かんだのは、井沢元彦氏の「逆説の日本史」です。「定説」がわかっているから、「逆説」の面白さもわかる。「逆説」だけいきなり見ても理解できないと思います。「逆説の日本史」は、授業や大河ドラマを見る程度の日本史がわかっていれば十分楽しめます。 西洋人は、学校で西洋史を習い、キリスト教信者ならば、聖書を読むと思います。そういった「定説」があるから「逆説」のダビンチコードを見て、「定説」と「逆説」を対比させ、批評することができるんだと思います。
「定説」と「逆説」の違いは同じ資料を見ての、解釈の違いです。捏造ではありません。ニケーア公会議で三位一体などのドグマが人間の意見で決められたのは事実です。そして、そのドグマから離れた考えの人々を異端だと批判し、抹殺していきました。
では、「イエス・キリストが生きていた時代から300年後のニケーア公会議で決められたそのドグマが、イエス・キリストの考えと本当に同じだったのでしょうか?」というのが、この映画の最大の見所ではないでしょうか?
単なる謎解きものなら、世界的な話題になる訳がありません。
原作を読むのも大事ですが、一通りキリスト教と西洋史の関係を調べてから見てみると面白いかもしれません。
世界中でベストセラーになっていることに納得、面白い。
次の展開が気になって、止められない止まらない。
特にこれからフランスに旅行に行く人には最適だ。
辛いエコノミークラスでの長旅も、この本を読んでいれば
あっと言う間に時間が過ぎ去ってしまうし、
ルーブル美術館を見学する楽しみも増えること請け合い。
ただし、到着までに読み終えられなくて、
現地で観光もそこそこに読みふけってしまうことには注意。
謎解き、急な展開、深すぎず浅すぎずの登場人物、
適度にちりばめられたキリスト教や絵画に関する薀蓄など、
これらが実にうまくブレンドされており、全く飽きさせない。
ただし、この本の魅力はあくまで「バランスの良さ」であって、
謎解きなどの項目ひとつひとつに対して深いものを求めるのは酷。
語られる薀蓄は「事実に基づいている」と前書きに書いてあるが、
全てを真に受けてはいけない。
それでもなお、面白く読んで適度な薀蓄を得るためには最高レベルの本だろう。
それにしても、キリスト教特にカトリックのタブーに踏み込んでいるようにも思うが、
(イスラム教でそれをやった場合に比べれば)反発はあまり聞こえてこない。
キリスト教の「ものわかりのよさ」に、感心してしまっているのだが
朗読カセットとを聞きながら洋書を読むと、意外と楽に読めるんですよ! TOEIC学習中の人や、とりあえず英語力をつけたいひとにお勧めの方法です。 自分の好きな本の、原書とカセットと日本語版を合わせて買いましょう。 方法は簡単!カセットを聞きながら洋書を何度も読み込みます。 内容の不明な部分は、日本語訳の同じところを読んで確認します。 洋書だとまったく解からない人も、大丈夫、そういう方は、まず日本語版を読んで下さい。本の内容がわかったら、さあ原書とカセットで読んでみましょう!あら不思議、英語が解かったきますから、、、
サントラを探して、中古商品が出品されていたので購入しました。 ダヴィンチ・コードに比較してサスペンス的要素が大きい映画のストーリーでしたが、荘厳さと緊迫感、またアップテンポな曲調とクラシカルな部分がうまく混在していて内容によくマッチしたサントラだと思います。DVDで映画自体の再視聴は簡単な時代ですけど、音楽だけ聴くというのもいろいろなイマジネーションが刺激され、良いものです。
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