4とCHILDRENofMANAの世界観をイラストや設定で紹介した資料集です。 表紙がハードカバーだったりと意外と重みがありますね。
イラスト、設定画は4の方は解体真書に掲載されたものと同一なのもありますがCOMの方はほとんど初出になってます。とくに2作品が密接にリンクするデザインは見ていて実際に10年という年月でつながっているんだなと実感します。たとえばフリックがエルディにあこがれているという設定も文章だけでなくデザイン(羽飾りとペイント)のつながりを実際に見ることで文章異常の説得力が出てきます。
世界観設定の方はゲームでは語られなかったキャラクターの意外な面や各国の文化などの部分が重点的に取り上げられてゲーム単体では分かりにくい描写も分かりやすく書かれています(本来は語るべきところはゲーム内で語るべきなのでしょうが…)
巻末のインタビューでは生みの親である石井氏とキャラクターデザインの池田氏、モンスターデザインの吉岡氏のものが掲載。石井氏のインタビューは2作品にとどまらず聖剣伝説すべてにある共通部分について語ってくれていますし、池田氏のインタビューでは主要キャラクターの解説がより愛着の持てる内容のものとなっています。残念なのは今作でシナリオ原案を勤めた加藤氏のインタビューが無かった点(シナリオ関係は石井氏が答えています)でしょうか。
個人的な希望としては他の聖剣伝説シリーズの設定集も同じように製作してほしいですね。
アーサー王よりも魔法使いのマーリンが主になっている映画です。 サム・ニールはジュラシックパークのときよりもかっこいいです。 ファンの人にはお勧めの作品です。
スクエニの攻略本といえばスタジオベントスタッフ制作のアルティマニアか解体真書がおなじみとなってきています。 今回はアクション要素がプレイヤーの腕を選ぶ作品なので、マップが見やすい本になれば…と思いましたが、3Dマップの角度の関係で地面との高低差やトラップのしくみがわかりにくいものもあり、不満が残りました。 ムック本としての要素も強く、バックグラウンドの設定が掲載されていたのは物語を補完するのに役立ちました。惜しむらくは物理演算などで容量をギリギリまで使ったためか、これらの設定がゲーム中で充分説明されていなかったことでしょうか……深みが増す内容だっただけに残念です。
まず、大全集と言うだけあって、 布の表紙で覆われた辞書のようなデザインが好印象。
曲のリストもバラバラのブックレットではなく、 CDと一緒に本のページの一部になっているし、 外側はハードカバーがあり、 収納時もコンパクトで良かったです。
これは、サガのCD集の時に、 収納ケースを自分で手作りする必要があり、 かなり手間だったのですが、 こちらはそういう作業はありません。
なので作業という意味で、強いて言うならば、 PCやケータイに入れて聴きたい場合、 2011年9月17日現在、曲のタイトルがオンラインで見つからない事があり、 それをほとんど手入力するのが手間でした。 ただし、これはCDのまま聴く人は気にならない部分かもしれません。
次にディスク本編です。
こちらはインタビューやメイキング、 そしてその風景がミュージッククリップ風に見れる60分のDVDが1枚。
後は音楽CDが19枚で、 曲の数から複数枚にまたぐタイトルもあります。 ちなみに、うち2枚はこのセットのための限定CDのようですが、 ゲーム音楽本編に比べると、ややマイナーに感じました。
さらに音質に関しては、 過去の同タイトルのCDを持っている人は、 音質が同じものか、少しノイジーに感じる事もあります。
ただし、これは「味」とも言える部分のようで、 注意書きあるように、意図的なものです。 わざとゲームから聴こえる音質に近づけているのもあります。
これまでCDが出ていなかったものも1タイトルありますが、 この音質も、少し高音域がキンキンする箇所があり、 キレイな音質を期待していた分、個人的には気になりました。
総じて、過去に出ているCDをあまり持っていない人で、 一気にそれが揃って収納できる部分にメリットを感じればアリです。 大全集としてのボリュームは満足ですが、 あと一歩の盛り上がりが惜しいと感じました。
なので、この内容を考えると、 やっぱりコストはやや高めだと思ったのも正直な所。
今回はサントラなので、ビジュアル面の資料が少なめのは予想が出来ましたが、 何か楽譜が付いていたり、もう1枚くらい特別なアレンジCDがあったりしたら、 また印象が違ったかもしれません。
<追記> 音声の内容に一部重複した楽曲があることが判明。 対象対象ディスク(Disc11)を無償に交換するそうです。
<不具合の内容> 該当曲「Disc 11 枚目/32 曲目」の音源が、 他ディスクに収録された楽曲と重複して収録。
ブックレットに記載されている曲名は、 「Breath of MANA」と正しく表記されていますが、 「Burning Spirit」の音源データの収録になっています。
この無償交換に関しては、 スクウェア・エニックスのサポートセンター専用の、 「交換受付フォーム」から手続きが行なえるそうです。
聖剣伝説初の歌詞が入った曲Song of MANA(Ending Theme)にはとても感動した。最初の静かなイントロとあとの明るいかんじのところがいい。 他にも想いは遠くマナの樹に寄せて(Theme of Mana)や涙色した輝きの…は静かで心地の良い歌です。 Legend of MANA(Title Theme)は前半は静かで後半はかっこいい歌です。 他にもNostalgic Song(Ending Theme for Mana’s Story)や運命の先に待つものなどとても良い曲が沢山はいっています。 次は聖剣伝説3とサウンドトラックCDを買おうと思います。
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