瑞山先生の作品は大好きです!! でも、今回ばかりはカズキヨネさんに喰われたかも。
個人的には、カズキヨネさんのイラストって、ものすごく濃い、というか強い力があるから どうしても他の作品(やっぱり華鬼)がチラチラしちゃって、せっかくの瑞山ワールドに浸れませんでした。 加えて「鬼」というテーマも、今回ばかりは良く無かったように感じます。 印象が薄い作品でした。残念です。
ただ、さすがは瑞山先生。 読み切りの作品でも、読みやすさと奥深さにかけては秀逸です。
宅間さん演じる太郎は長瀬版の太郎とは違った意味でかっこよかったですが、やはりTVドラマで1クールかけて 描きこんだ世界を色々と制約の多い舞台版に期待するのは無理があったなと思いました。舞台版だけだと鈴の キャラがよく描けてなかったなぁとか。 いい舞台だなあとは思いましたが、泣くほどではありませんでした。
とはいえ、舞台版を先に見てからドラマ版を見た人は逆にもどかしいと思ったりもしたかもしれませんね。
ただ、ラストだけはこっちの方が好みです。
村川絵梨さんは好きな女優さんなんですが、ちょっと声張りすぎだったり(舞台デヴューなんでしたっけ)、 特にラストの方で太郎へ投げかける言葉はほぼ絶叫状態で、ちょっと耳に痛かったです。 2004年初演版や2006年の広澤草版(色んな意味で超見てみたいですこれ)ではどうだったんでしょう。
あと余談ですが、ジェームス役の人はなだぎ武にしか見えなかったです。
このゲームは、2007年10月3日にサービスを終了しています。 なので、このソフトを買っても遊ぶ事はできません。
著者初のコミックスだそうです♪
絵に魅かれて購入しました☆
あと、「その存在は禁忌、男の『歌姫』・・・。」という、帯のあおり文句に魅かれて…(笑)
ちなみに、not BL本ですよ☆
国は、『国王』と『歌姫』によって護られている
国王は『男』
歌姫は『女』
男は国の中心から、大地を治め。
女は周囲から、子守唄でそれを支える。
歌姫の『能力』は女子限定の完全なる一子相伝。
故に、『歌姫の村』の村人は『歌姫を支える』という名目で、『歌姫』を幽閉・管理し、国から「報酬」を得ていた。
そんな、世界のお話。
『歌姫』の子として生まれた双子の姉弟、マリアとカイン。
子供のころに、村長の息子・トーマスと出会ったことで狂いだす運命の歯車
村は『歌姫』を利用し寄生して生きている。そう教えられ、次の歌姫であるマリアを守ろうとするカイン。
カインに守られながら、村人の優しさを疑わず、真摯なトーマスを慕うマリア。
村長としての役割を超えて、歌姫を、カインを、そしてマリアを想い守ろうとするトーマス。
惹かれあうマリアとトーマス。
その2人の姿に、自分の居場所を見失ったカインは村を飛び出した。
そんな折、母である『歌姫』が倒れ、次代の『歌姫』としてマリアが歌い始める。
『能力』が『男』であるカインに受け継がれている事を知らずに
皆、「幸せになって」と思っているのに、巡る悲しみの歯車……
優しいのに悲しい物語。
切なくて、やるせないんだけど、読み終えたあと、登場人物たちの優しさにほッこり心が温まります。
まぁ腐女子的には、眼鏡っこトーマスが受だな( ̄ー+ ̄)ニヤリ なんて思ったり(笑)
でも、たぶん王道の人は、カイン受なんだろうなぁ〜(≧ω≦)プッ とも思ったり
1938年、スペイン内戦期にカルメーラは内縁の夫パウリーノ、そして口のきけない青年グスタベーテと小劇団をこしらえて国内を回っています。この夫婦、共和派・反乱軍側いずれにも特段の政治的共感を覚える様子はなく、その日暮らしの旅回り生活です。今日、共和派の慰問に訪れたのも、パウリーノが召集されるのを避けるためという計算の末の行動です。 バレンシアへと移動するさなかに彼らは反乱軍側に捕らわれの身となりますが、一転してフランコ万歳とばかりに友好国イタリアの軍隊に取り入って今度はファシスト側に立った舞台劇を上演することになるのですが…。 小心翼々としていながらもなかなかしたたかに動乱の時代を切り抜けようとするパウリーノ(アンドレース・パハレス)と、妻そして母になることに少女のような憧れを長年持ちながら内縁の夫について来た逞しいカルメーラ(カルメン・マウラ)。このどこかナニワ夫婦ばりの凸凹ぶりが、内戦という痛ましい時代背景に似つかわしくないほどになんともバカバカしいおかしさを醸し出しています。歌や踊りも存分に出てきて、賑やかな一本です。 また少々おつむが足りない感じの青年グスタベーテを演じるガビーノ・ディエゴの演技もなかなかのものです。主要登場人物を演じた3人がそろってゴヤ賞を受賞したのも頷けます。 しかしこれは3人の調子っぱずれな可笑しさだけで押し通す映画ではありません。そこは「エル・ドラド」「愛よりも非情」「タクシー」といった硬派の映画を撮り続けているカルロス・サウラ監督の作品です。ある程度の覚悟をもってラスト・シーンを迎える必要があるということだけは申し上げておきます。
|