九代目御阿礼の子、稗田阿求が著したとされる「幻想郷縁起」を再現した、まさに東方ファンなら是非とも一冊、な設定資料集です。
新作、東方風神録での人気振りを拍し、新たに同人ソフトの可能性を見い出し、今やこの業界では「ひぐらしのなく頃に」と肩を張る「上海アリス幻樂団」による弾幕STGゲーム、「東方Project」。
製作者はただ一人。ZUN氏のみという、この完成度からは信じられないゲームです。(特に音楽が…
本来流行らないSTGゲームという形なのに、これでもかと言わんばかりに個性的なキャラクターや世界観構築に尽力をされているのが読めばすぐに解るはず。
執筆関連は全て原作者ZUN氏が執筆しているため、まさにZUN氏の本とも言える一冊。
昨今の人気の急上昇と共に、幻想郷やそのキャラクターたちに興味を持たれる方も増えつつあるようです。
基本的にあまり企業展開はしていないため、現在では、東方に関する企業本はこの「東方求聞史紀」と「東方文花帖」しかありません。
しかしながら、実際に読んで見ると、堅苦しい設定資料集ではなく、ところどころ笑えるような注釈が楽しいですね。
東方ファンならまず手にとる一冊。買って損はしないはず。
傷一つありませんでした どうもありがとうございました また、注文させていただきます。
同人ゲームである「東方」シリーズのファンブックです。 ファンブックではありますがアンソロジーコミックの類とは違い、頁数の半分は活字による読み物なので読み応えがあります。 とはいえ、随所に美麗な挿絵が挿入されているので、読むのが苦痛になることはないでしょう。 本書では、オリジナルキャラとなる伝統の幻想ブン屋 射命丸 文(しゃめいまる あや)が活躍(?)する漫画に始まり、 この文が書く記事、そしてインタビュー、という形で東方紅魔郷以降の全キャラクターが描かれていきます。 文章は全てZUN氏本人によって書かれているので、違和感を感じること無く、キャラクターの新たな一面を垣間見ることができます。 また、東方を語る際に外せない音楽についてもコラムが豊富に設けられており、楽しめました。 巻末のインタビューでZUN氏は、ゲームを作る際に「世界観」をとても大事にしている、と語っていました。 自分はそこにとても共感し、そして、とても嬉しく思いました。 自分は東方のキャラもストーリーも演出も音楽も弾幕もSTGも全部好きですが、 本当に好きなのは、それらが絡み合って生み出された東方の「世界観」でしたから。 『すでに東方を知っている人が更に深く楽しめるようなものを作りたい』 ZUN氏がそう考えて、この世に生を受けたこの本。 東方が好きな貴方にこそ是非、読んでみてもらいたいと思います。
同人ショップとかでしか手に入らないのにアマゾンで購入できてよかったww 風神録以前のキャラが出てくるんでダブルスポイラーしかもって無かった私にとっては楽しかったです
同人ゲームである「東方」シリーズのファンブックです。 ファンブックではありますがアンソロジーコミックの類とは違い、頁数の半分は活字による読み物なので読み応えがあります。 とはいえ、随所に美麗な挿絵が挿入されているので、読むのが苦痛になることはないでしょう。 本書では、オリジナルキャラとなる伝統の幻想ブン屋 射命丸 文(しゃめいまる あや)が活躍(?)する漫画に始まり、 この文が書く記事、そしてインタビュー、という形で東方紅魔郷以降の全キャラクターが描かれていきます。 文章は全てZUN氏本人によって書かれているので、違和感を感じること無く、キャラクターの新たな一面を垣間見ることができます。 また、東方を語る際に外せない音楽についてもコラムが豊富に設けられており、楽しめました。 巻末のインタビューでZUN氏は、ゲームを作る際に「世界観」をとても大事にしている、と語っていました。 自分はそこにとても共感し、そして、とても嬉しく思いました。 自分は東方のキャラもストーリーも演出も音楽も弾幕もSTGも全部好きですが、 本当に好きなのは、それらが絡み合って生み出された東方の「世界観」でしたから。 『すでに東方を知っている人が更に深く楽しめるようなものを作りたい』 ZUN氏がそう考えて、この世に生を受けたこの本。 東方が好きな貴方にこそ是非、読んでみてもらいたいと思います。
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