第73回(2000年度)アカデミー賞で 作品賞を受賞した、映画「グラディエーター」のノベライズ本です。
この映画が大好きで何度も何度も観返しましたが、 こちらの小説にも将軍マキシマスの 静かでかつ激しい人生がより詳しく描かれております。
映画のストーリーそのままを小説化したのではなく、 公開されていないシーンも多々あります。 ルッシラやコモドゥスの隠された心情も描かれております。 (こちらはDVD「Gladiator Extended Special Edition」3枚組の 追加シーンに重複しているように思います。是非ご覧になってみて下さい。)
古代の戦闘体制にも興味があったので、 マキシマス達の戦い方や武器の詳細な記述があったことは非常に興味深く思いました。
(少しネタバレです) 最終シーン、マキシマスとルッシラの間で交わされる 最後の言葉が小説にも描かれておりますが、 そのセリフに意味深いものがありドキリとしました。 深読みかもしれませんが、 二人の過去は本当にどうだったのだろうと胸が締め付けられました。
洋書の日本語訳のよく見られる「硬さ」は否めませんが、見事な世界が描かれております。 ローマ時代に生き、そして亡くなった一人の男性の物語であり、彼と共に生きた人々の物語でもあるでしょう。 今は入手が難しいかもしれませんが こちらの本でもう一度、グラディエーターの世界を味わってみてはいかがでしょうか。 読み終わった後、また映画を観たくなります。 お勧めの一冊です。
映画も良かったけど、音楽も良すぎて途中でなんども 聞き入ってしまいましたwいや、それほどいい曲だった!! 特に「Now We Are Free」がよすぎ!これほどいい曲はなかなか無いと思います!! アカデミー賞最多12部門ノミネート主要5部門受賞はすごい! そしてやはり音楽でも最優秀音響賞を貰ってますね♪ やっぱアカデミー賞もらってる音楽は違いますね~☆ いや~ほんといい曲だ~w
結婚式に使いたくて購入しました。
安いわりにはしっかりくっつきましたが、粘着部分がジェル状にボロボロとれてきたのが残念でした。
現代のスペクタクル活劇としては個人的にトップ独走中ですね。とは言っても、他にこの手もモノはあまりありませんが。 ラッセル・クロウは、これを観たらナイーブな数学者もグラディエーターに見えるくらい"はまり"役です。無精髭に優しげな表情、マッチョな体に撫肩、戦術に長け、静かに話す。家族を愛する優しさと、適うことのない皇帝への復讐に静かに燃える雰囲気を滲み出しています。映像でも、風や照りつける太陽、鈍く輝く胴着など、ドラマに生きる人物を演出しています。 しかし、なんと言っても繰り返し見てしまうのは、ホアキン・フェニックスの愚帝の演技。観た回数を重ねるほど更に気になって再び観たくなります。 再販で安くなったし、いろんな人に薦めたいです。
劇場で観て感動したので、一緒に行った友人がプレゼントしてくれた。 劇場での迫力もすごかったが、DVDでは特典版もかなり楽しめた。歴史としてのグラディエーターのドキュメントは、長いが勉強になる。実は映画の感動を保ちたいので、未だに特典版しか観ていないのだが、それでも満足。勿論映画で観ていない人には本編をじっくり見て欲しい。 個人的には、男たちの戦いももちろん、シーンごとに毎回違う、皇帝の姉の衣裳に注目してしまった。本当に古代ローマで着られていたものなのかはわからないが、どれも素敵だった。
|