志る幸で待っている時、この本をみました。 白みそ優しい味をどうしても食べたくなり、本を購入しました。 京都でいただいたあの味とはいきませんが…この本を見ながら、頑張りたいと思います。
「音楽帳」の楽曲に加え、「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」などを加え、バッハ家の朝から夜までを再現、というコンセプトの演奏です。 トラジコメディアはすでに解散しましたが、ハープ、リュート(昔のギターのような楽器)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(昔のチェロのような楽器)の異色の三人組です。 鍵盤曲を中心としたこの曲集には、「歴史的に正しく」はないのかもしれませんが、バロックの演奏習慣に従い、しかも堅苦しさのない、みずみずしい演奏です。
ハープのアンドリュー・ローレンス=キングは、現在は「ザ・ハープ・コンソート」を率いて活動している、異色の男性ハープ奏者です。この人のピアニッシモを駆使した演奏が本当に素晴らしい。 バロックハープは、今日のものより澄んだ、やや硬い音色で、ハープと聞いて思い浮かべるあの、悪い意味でのロマンティックな響きはありません。
「音楽帳」にも収録されている平均律クラヴィーア曲集1-1のプレリュードに加え、フーガもハープにより演奏されています。 鍵盤楽器でも難しいこのフーガを、トリプル・ハープという弦が三列に並んだ、バロック時代の特殊なハープで演奏しており、聴きどころの一つです。
レオンハルト盤 も良いですが、初めてこの曲集を聴く方には、録音も良く新鮮なこちらをお勧めします。 バッハの堅苦しいイメージがくつがえると思います。
日本だけではなく、世界の甲殻類に関する情報がわかりやすく整理されている本です。 また、保全生物学としてニホンザリガニの保全や調査手法なども整理されています。 現状だけではなく、歴史的背景も整理していますので、淡水甲殻類を楽しく読める本のため、お勧めです。
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