官能昔話6~戦国恋絵巻~
『官能』なんてタイトルが付くから 何度も購入をためらったんだけど、どうしても三木さんの声が聴きたくて決意!
結果…エロイのは井上さんのみ^^;で、全編『儚くも美しい、哀しい恋の物語』です。
戦国という時代背景もあり、ドラマチックで恋に一途な男として、信長、政宗、忠興らが語られています。
鈴村さんの信長は、クライマックスで せつなくて…悲しくて…少し涙しちゃいます…。
信長ってこんなに素敵な人だったの?(…いやいや物語だって;)
三木さんの政宗は、凄い気迫で怖いくらいです。
薄桜鬼の土方の声のときより何倍も凄いです。
独眼になった政宗の苦悩が、迫力の演技でとても伝わってきます。
さすが三木さん!
硬派な武将役をやらせたら右に出る者なし!ですね^^
三木さんの囁き声が ダミーヘッドマイクで耳元から聞こえたときには幸せすぎて…『遥か』も『薄桜鬼』も ぜ〜んぶ頭の中で一緒になちゃいました!
平川さんの忠興は、声の甘さにのせて、狂ったほどに妻を愛する男です。
こんなに束縛されるくらい愛されてみたい、と思ってしまうほどに。
愛するセリフが一番多いのも忠興です。
平川さんの演技も上手いです。
好きな声優さんが出演されている方や戦国時代が好きな方、買って損はないと思います。
『官能』的なものを求める方、それなりのセリフはあるものの、全体的に控えめですが、井上さんだけは別格です!
一途で男らしい戦国武将の愛のCDです!
TVアニメーション「戦国BASARA」音楽絵巻~蒼盤 It’s Show Time!~
とにかくすっごくいいです!^0^
全体的にクオリティが高いです!
ラップがバックに入っていたり、およそ歴史物のBGMとは
思えない斬新さ!!
物語を盛り上げるクールで小粋な曲が多いです
メモリアルダイアログもとてもいいです
各キャラのシーンごとのメインの語り口が聴けます♪
個人的には小十郎の語りが好きです
紅盤は幸村が最高です!こっちまで熱くなってきます!(笑)
見事にBASARAの世界観を表現したサントラです!
例えるならば蒼盤が「動」で、紅盤は「静」でしょうか
赤盤はメロディアスな曲が多いですが
「水光に映る従夢」(小十郎テーマ?)など
心に染み入る曲も多くおススメです!
蒼盤もとてもいいですが、紅盤もかなりおススメです!
是非2枚とも聴いてほしいですね♪
火天の城 [DVD]
西田敏行は大げさながらも、さすがに演技は上手いし、大竹しのぶの複雑な感情が凝縮された演技は、見事としか言いようがありません。織田信長を演じる椎名桔平も悪くない。
中盤までいい感じだと思っていたのですが、編集のぶつ切りや過剰な描写が鼻につき始め、大柱となる巨木を探しに行くエピソードで、主人公と木曽の杣人(そまびと)甚兵衛(緒形直人)の交流の様子が浅すぎて、甚兵衛が主命に反しまで檜を送るという心理がうまく表現できていないのが致命的で、大黒柱となる大木が運ばれてくるシーンの感動が薄くなってしまった。
そして、とって付けたような福田沙紀が学芸会なみに演じるラブストーリーが加わり、あとの親娘のドラマも「なんだかなぁ」と思えてしまう。
さらに、水野美紀演じる女の正体にまつわる唐突なエピソードがアクションドラマ的に挿入されます。こんなところで、娯楽活劇はいらない。もう、違和感ありありですよ。
それよりなにより、築城の技術的な話になったのは最後の方だけで、しかも、城が建つのが速すぎ。(苦笑)
安土城築城には謎が多いのですから、もっとじっくり宮大工岡部又衛門の闘いをもっと、もっと観せて欲しかった。築城に携わった人達の努力と苦労や当時の建築技術。建築に使われた数万点の資材に纏わる話とか、それらを集めていく様子を描けばよかったのに。
主人公はもちろん、人々の力が結集して一大事業が成し遂げられていくという展開を強く打ち出した方がよかった。いっそのこと『プロジェクトX』的なアプローチに徹して描いた方が盛り上がったと思います。
仮面ライダー×仮面ライダー OOO(オーズ)&W(ダブル) feat.スカル MOVIE大戦CORE【DVD】
「仮面ライダーW featスカル」は「仮面ライダーW」本編の約10年前が舞台になった、仮面ライダースカル/鳴海荘吉が主人公の物語です。主人公が彼なので、内容も「W」本編より渋みやエグみが強いです。最初のドーパント事件であるがゆえに、その解決手段もまだわかっていない時期が舞台である、ということを頭に入れて観賞するとよいでしょう。
「W」の登場人物の10年前の姿が見られるところにこだわりが感じられ、Wというヒーローのみならず「W」の世界全体にどっぷりハマッた人向けの作品と言えます。ただし、逆に言えば、W/翔太郎&フィリップの活躍を期待する方には物足りないと思われます。
「仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望」は「仮面ライダーオーズ」本編が好きな方、とりわけ主人公の映司のキャラクターを好ましく思っている方にはオススメできない作品です。というのも、映司のお人よし、という性格付けがバカっぽく表現されており、そこが鼻につきました。作品全体を俯瞰すればコンセプトは理解できるのですが、その表現方法に難あり、といったところです。オーズの戦闘シーンにゲストヒロインがバレエを踊るシーンをオーバーラップさせるのは「言いたいことはわかるがちょっと勘弁してほしい」というのが正直な感想ですね。
「MOVIE大戦CORE」は仮面ライダーコアなる巨大な敵を相手にWとオーズが共闘する作品です。コアの正体について説明されているシーンは製作スタッフの本音(?)が込められている気もしますが、そこはあまり気にしないでアクションオンリーを楽しめばよいかと思います。
戦闘終了後のエンディングは「W」サイドは感動的、「オーズ」サイドはギャグにしても寒いです。
暴言承知で言わせてもらうと、スカルパートを観終わったあと、オーズパートはすっとばしてMOVIE大戦を観ても何の問題もありません。
信長の野望・革新
信長の野望シリーズも随分とプレイしてきました。
今回の『革新』は、フルリアルタイム、合戦も内政もすべてリアルタイムで進みます。
「ターン」のようなものがなく、「1日」単位で時間が進んでいきます。
そして、CGがとても綺麗です。
CGに関しては★★★★★だと思っています。
ただ、フルリアルタイム、技術開発(技術力を高めていろいろなものを開発していく)、という二点以外には特に斬新さは見受けられません。
やはり、シリーズ従来の欠点としては、中盤以降は合戦しかすることがなく、せっかくのシムシティ式街作りもそんなに重要じゃなくなってきます。
また、策略、謀略の類がほとんどなく、知将や忍者の活躍の場がほとんどありません。
そのへんはかなり痛いかと。
そして、全国統一までかなり時間がかかります。
欠点も多いですが、街作り、フルリアルタイム、などのシステムが好きであれば、買ってもそんなに間違いはないと思います。
……ただ、個人的には、やはり、朝廷との交渉がなかったり、将軍家(足利家)との関係性がまったくなかったり、京を押さえることにまったく意味がなかったり、策謀の皆無、などが、中盤以降はひたすら力押し、のような、マンネリ化をさらに強めている感が否めません……