EMOTION the Best 地球少女アルジュナ Director's Edition DVD-BOX
当時、この作品を観た時には、その映像やメッセージ性に驚いたものの、
同時に、なんて説教臭い作品だろうとも感じた。
だが今である。
この作品の第1,2話は、地球の悲鳴によって、原発が暴走する話である。
まさに今である。
当然作品の中では事故は防がれるのだが、現実はそうはいかなかった。
だがしかし、
いくら不自然だとしても、
私達は文明が無いと生きてゆけないし、
その為にはまた、いくら怖くても原発は必要であろうし。
そんな弱くて矛盾だらけの私達だから、
今こそ観ておいて、損は無い作品なのではないだろうか?
シゴフミ 五通目 [DVD]
メディアワークス電撃文庫刊/雨宮諒原作の
TVアニメ「シゴフミ」第9,10話を収録したDVD5巻です
シゴフミ。それは死者から送られる真実の手紙
現実世界の生活や人間関係が引き起こす死の不条理さを題材に、
人の心の闇と本性を暴き出し、生きることの価値を図る衝撃的な物語です
(総合8/10点)
第九話「サイカイ」★★★★☆8/10点
フミカ、チアキ、要、夏香は仲良く慰安旅行へ。
なんかコメディー路線でいつもと作風違うんですけど(笑)
しかし彼女の捨てきれぬ生前へのこだわりと50年目の奇跡を
感動的に締めた物語が胸に染みます。生きて辛いこと半分、楽しいこと半分。
死者の視点から見て初めてわかる、限りある命が描く恋する気持ちの美しさを
丁寧に捉えており、とても温かな気持ちにさせられました
第十話「デアイ」★★★★☆8/10点
30歳過ぎれば、結婚し子どもを持つのが当たり前じゃない?
夢見て夢に向かう努力を嘲笑うかのような世間体の無情さを捉えた秀作です。
終始、携帯用ゲームをりプレイ(再生)し続ける少女と、
死を間近にした青年の無力感を重ね、死ぬことの意味と生きることの意義に
波紋を投げ掛けたさりげない描写が実に巧い。
前回とは色を変えて魅せる現代人の等身大物語に共感を覚えました
地球少女アルジュナ Director’s Edition 1 [VHS]
最初、全く意味が分からなかった。というより話がデカイ。
これ、人気出ないだろ、ぐらい思った。
ただ、最後は違った。最後にやりっ放し感は残らなかった。
今の環境問題を幅広く、本当に幅広~く触れていて、それを私たちに自然側の立場から語りかけるという感じだった。
話以上に学ぶものはでかかった。
難点は話が大きすぎて捕らえ所がない。午後6:00からやる番組としてテーマはいいが、手法も凝ってるし、子供には伝わりきらない部分も多かったはず。
午後6時台には珍しい大人アニメだった。
シゴフミ 六通目 [DVD]
最終的にフミとミカに分裂した人格の統合の物語なのかなーと思ってましたが,統合というか和解の物語になってました。お互いに認め,お互いの道を進む。幸せなビリー・ミリガンといったところなんだろうか。
シゴフミ本編よりラジオのシゴフミマル秘日報のほうが面白いとかいろいろ言われてる作品ですが,本編は本編でいいと思います。ラジオのほうが面白いのは事実かもしれませんが。
マメシバ
坂本真綾さんのシングル8作目。澄み切って凛々しい雰囲気をたたえる曲だ。一直線なサウンドながら、個々の楽器の輪郭が非常に
明快で幅があり、特にアコギの躍動感が最高。菅野サウンドは最高。
そして、真綾さん自身が手がけた歌詞は一本気な恋心を綴ったものだろう。とにかく勇気が湧いて来ます。疾走するサウンドとも
ピッタリとリンクしていて、最後はそれが疾駆に変わる。。その演出がすこぶる心地良い。そのまま衝突してほしい。
いや、衝突させてあげたくなる(笑)。そんな心情を歌っているのです。とてもストレート。くじけそうな時はコレ。