はやて×ブレード 15 (ヤングジャンプコミックス)
お引っ越しやめました。
まあ要するに会長がいつもの如くアレしてああなって、全て変わることなく元通りに――とは実はいかず、制服やら星奪りのルールやらの改正が行われることになった天地学園。その新制服のお披露目に際し星奪りの模擬試合が行われることになり、これがまたいかにも「考えに考え抜いて一番面白くなりそうな組み合わせにしてみました」と、そんな面子ばかりで――。
その模擬試合の経過と結果についてはおいておくとして、"それ"がもたらした結果は小さくなかった模様。会長のみならず、観戦していて「ほほう……」となった人は多大だった様子でした。当人達にとっても、それは同様だったみたいでしたけど。
はやてはしかしホント、関わる人達に影響与えまくりですねえ。綾那がかつてのアレから今のようになったのも納得のそのバカさ加減、バカはやはり考えなしな分その言いたいことが他人のATフィールドを突破しやすいのでしょうか?玲と紗枝の各々の肉親達への思い切りの良かったその立ち振る舞いの小気味よさ、玲はまたウィッグを着けての可愛い様子、叶依のマイペース加減などが印象に残った15巻、次巻も楽しみです。
はやて×ブレード 15 ブックレット付特装版 (ヤングジャンプコミックス)
頂上決戦は終わったけど天地はどうなる?な前巻の引きから始まる「はやて×ブレード」の第15巻です。
主な内容としては、玲と紗枝が実家との問題に向き合う頂上決戦編の〆に2話。新たな星獲り戦に向けたルール改定の説明+αに5話。そしておなじみの余分が1話の合計8話となっています。
初めの2話に関しては、前巻の不安を、すっかり天地学園色に染まっていた二人がスカッと吹き飛ばしてくれる内容になっています。二人を押さえ込もうとする神門の大人達と、いかにも林家作品らしい吹っ切れ方をした二人が決別する様はこちらも見ていて気持ちよかったです。(玲一の車の運転手さんもナイスコメントでした。)
そして新展開となるルール改定話ですが、制服変更に伴うお披露目会と余興の模擬戦の様子が描かれました。いよいよ本格参戦となるナギや因縁の決着を迎えるゆかり、復活の夕歩に新たな決意の桃香などの旧キャラはもちろんのこと、名前が初出のノッポなナギの刃友候補?・知花叶依やストレス溜めまくりのヒデちゃんこと滝沢秀耶など新キャラも出揃って、天地学園はさらなるバカ騒ぎに向けて準備万端なようです。
特装版付属の同人誌について
総勢19人の方々によるものになっており、完全ギャグからちょっと良い話までバラエティ豊かな内容になっています。
ただ、個人的にはキャラの喋り方が原作と少し違うのでは?という違和感を覚えた作品がいくつかあったので、こちら単体だと少し評価は辛くなりそうです。
はやて×ブレード ウルトラドラマCD いちばん星! 絶叫つめあわせ!
全四話でオマケの1P漫画付き。1話目、「はやてと綾那の夜回り隊」はやてが学校に忘れ物をして綾那と共に夜の学校へ行くが…。2話目、「順と夕歩の真夜中探偵」天地学園に不審者現る!日頃の行いからかあらぬ容疑をかけられた順が夕歩と共に潔白を証明することに…。3話目、「槙とゆかりのふしぎ発見」槙がゆかりと共に夜の山へ絵を描きに行くがいつもの熱血精神が暴走を始めてしまい…。4話目、「天地学園・おもいでモロモロ」はやてと綾那の漫画で描かれたエピソードをドラマCD化したもの(主に単行本で3巻及び12巻から抜粋)。自分は、今まで出たドラマCD三つの内vol.3しか持っていないのですが前の作品の出来が良かったため今作を購入しました。前作は同じ位の値段で全6話オマケ漫画も4P付いておりボリューム的にも満足する内容でした。しかし、今作は4話でオマケも有って無いようなものしかもうち1話は漫画の内容ほぼそのまま。結構マイナー気味?なこの漫画のドラマCDを買う方のほとんどは林家志弦先生のファンで全巻持っているか読んだ事がある方ではないでしょうか?その層をターゲットにしたにも拘らずただ漫画の内容をCDにしただけではイマイチ納得がいきません(価格的に)。自分は電撃コミックスとウルトラジャンプから出た単行本全て持っているのでやっぱり描き下ろしオンリーが良かったです。ただし4話目以外は林家節というかいつものおバカでめちゃくちゃなギャグが楽しめたので良かったです。まあ3カ月連続でCDをリリースしようとするとこうなってしまうのは仕方ないのかなぁという気もします。(そのためこのCDに出てくるキャラも6人だけです。ほかのキャラは次のドラマCDで出るようです)多少辛口になってしまいましたが林家先生のファンはもちろん、最近になって漫画を読んで林家ワールドにはまった方はぜひ買ってほしい作品になっています。なお3カ月連続で出るCDを買うと林家先生描き下ろし漫画がもらえるので三つともマストバイですよ。